【御堂山】標高 734m
西山スノーシュートレッキングから4日経った
捻挫した左足はまったくもって問題ない
思い立ったらすぐに行ける “有難山” だが
それは雪がないときの話だ
雪山は・・緊張する
だから情報収集
この冬の雪は1月-年明けにやってきた
雪の積もり具合がどれほどのものなのか
YAMAPを見てみる
歩いている人はいる
が 少ない 少なすぎる!
2月10日(西山行った日)に一件だけ上がっていたが
写真も少なく納得感が得られずモヤる
入山者が少ない平日に行くもんじゃないかな
(と 心の声)
ここが無雪期とは違うところ
土曜は? 晴れそうだ
が 午前中は「水の旅学」を受講するので
午後からしか動けない
⁈ むしろいいかも
積雪状況
左足のコンディション
体力筋力
時間の制約
不安要素がポロポロでてきたので
自動的に(選択の余地なし)
御堂山 に決定!
(同登山道上にあり距離は短い)
どこか安堵した気持ち(ホッ)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
14日(バレンタインデー)
講義が終わるとその足でパーク獅子吼の
いつもの(第三)駐車場へ
そこには20台以上の車が止まっていた
一瞬「混雑?」が頭をよぎったが
それよりわくわくが勝っていた♪
パーク獅子吼は冬期閉鎖中で静か
ゴンドラも動いてないしショップもカフェも閉鎖中
駐車場以外は雪がしっかり残ってて
幅広のトレースが登山口までつづいてる
先行者の足跡を追う
ホント 人が歩いてると思うだけで心強い
まん中辺を意識して歩く
登山口手前の階段は
凍った雪が不規則なステップを刻んでいた
日陰のせいだな 緊張した!
階段を上がりきったら登山口
ここでチェーンスパイクをつける
雪山の必需品ワカンは敢えて持ってこなかった
理由は 立山カンジキだから・・
4年前に取り寄せて 冬の
蛇尾山/護摩堂山/取立山/高落葉山
などを歩いてきた
丈夫で安心感があってとても快適な逸品なんだけど
今日は なんか違う と感じた
この山は アルミのワカンで歩きたい
(持っとらんけど)
今日はツボ足
もとより下見目的もあるのでガッツリはナシ
ノーワカンで行けるとこまで行きたい
御堂山・・行けたらイイナ♪
13時 スタート
九十九折/いつもの樹林帯
でも足裏の感触は夏道とは当然違う
靴一足分ずつ前に出し小股で歩いた
ときどき身体がブレて脇に逸れ
大穴を空けることもあったけど
3年ぶりに履いた冬用ブーツ(スカルパ)は
めちゃフィットしてくれてたし
チェンスパも効いてくれてる♪
まだワカンの出番は感じなかった
そういえば 最後にここを歩いたのは
去年の8月だったなー
登山を始めた頃は
真夏に地元の低山を歩くなんて自殺行為!
と思っていたけど
奥獅子吼山へのロードは
木陰が多い(植生が豊か)から登山者に優しい
かれこれ10年歩いているけど
そんなことに気づいたのもここ最近のことだ
雪がこれだけあるときに歩くのも初めて
2月にここを歩くのも初めて!
初めて体験をしているというのは
初めての山を歩いているのと同じ
高揚感がある♪
じっさい 気持ちイー!
空気もひんやり 日差しも淡い そして静か
ホント アリガタヤマ だ
鶴来の街と手取川を見下ろすビューポイント
13:50 月惜小屋着
(無雪期なら40分/時間かかってる)
それにしてもこの見慣れぬ風景には萌えた🎵
葉っぱがないから隠れてた稜線が見えだした
トレースも夏道を逸れ始める
それにしても 思ったより人が少ない
ここまでですれ違った人/初老男性2人
追い越していった人/初老男女2人
拍子抜けだった
雪のコンディションは?
まだツボ足でイケるか?
YES!雪はまだ硬さを残してくれてる
このすぐあと
若者が一人 スノーシューで下りてきた
行けるとこまでってどこまで行けるんやろ
御堂山へのまともな夏道は
このあと東へ針路をとり樹林帯へ突入する
で 入ったらすぐ左(標アリ)の急登を駆け上がる
雪がなくてもちょっと手ごわいライン
その先が山頂
トレースは二股に分かれていて
ひとつは低めにラインが延びており
(トラバース狙イ?)
もうひとつは北寄りに向いていて
直登を示唆してる感じ
その先には小高い山が見える
“あそこが 御堂山だろうか?”
地図アプリをみると正面の直登で方向は合ってる
ただ斜度がきつい
雪はかなり緩んできてるが
足がかりはあり踏み込んでも大丈夫そう
“よし!まっすぐだ!”
意を決して雪面を上っていく
このとき気づいた
なんだか脚の調子がいい
あまり疲れを感じてない
夏よりは 明らかに重いブーツを履き
バランスも崩しまくりのはず
足首は別にして
大腿部とかに疲労が
たまってもおかしくないと思うが
なんともない!
“今日のわたしタフやわー♪”
昼間食べたバナナとオートミールの
パンケーキがよかったのか?
連日の除雪作業(運動)で筋力がついてたか
わからんけどとにかく元気だった♪
一歩一歩 歩みを進めて目的の高みに手をかけた
着いた! ・・ら
違う! 違っていた!
そこにはなんの標もなく
目の前にはさらにまあるい起伏がみえていた
マジかー
肩を落としつつも 足は下りへ進みつづける
二股に分かれた道を辿る
右前方には 樹林の黒いかたまり
登り返したその先には
今度こそ御堂山の標があるのだろうか
憂うつの基は下山時刻だった
雪山は未知の世界
下りは上りとは違うトラップがあるかもしれない
むりせず余裕をもって終わらせたい
予定時刻16時まであと1時間半
あの高みで終わるのか
まだ先があるのか
トレースがあるのに YAMAPがあるのに
不安を拭えないのはなぜなんだろう
鳥越地区と流れ下る手取川 きれいだ♪
“もう今日は ここでいいかな”
と いう気持ちになりかけたとき
進行方向で何かが動いた!
赤い色が見えた!
人だ!くまもんじゃない♪
下りてくる! やったー!
駆け寄って
同年代と思しきその女性に声をかける
“こんにちは!御堂山は近いですか?”
女性は無表情だけどハッキリした声で
“このすぐ先やー” と一言
“ありがとうございます!”
もやる気持ちは一瞬で吹き飛んだ
足が軽かった♪
14:25 御堂山 山頂到着
これこれ!
彼方に内川ダムが見えるこの景色が好き♪
アップ! ダム湖に惹かれる💓
反対側 鳥越方面
午前中の青空は消えて雲が広がっていたけど
こんな翳りのあるお日さんも好き♪
人気もなく静かな山頂
雪のあるうちにまた来れそうな気がしていた
というか 来たい!
次は準備万端にして 奥獅子吼山へ
行けるかな 行きたいな
そこへ続くトレースが 想いをかきたてる
10分後 下山開始
さぁて 下りこそ欲しいワカン(苦笑)
ないのでゴボるのは覚悟の上
温かブーツとゲイターの威力を見せておくれ♪
ひとつ手前の頂に戻る
手取川をこんなふうに見れるなんて今だけ♪
さっき二手に分かれていた足跡
もう一方側から下りてみようと思う
おーわかるかな?凄い傾斜だー
トラバースに移行
このラインは夏道に近いとこを行ってる
トラバースの後 直登(急登)
なかなかエグイ
最初にここを選ばなかったのは正解だったかも
雪がないときでも必ず
木々の助けを借りてるとこ💦
ときおり膝まで雪に埋まったけど
雪がブーツに入ることもなく
ゲイターはいい仕事してくれた♪
いいねー♪
開けたとこに出た!
ここからは視界が利く 一安心
ひたすらブーツの踵を利かせながら下りた
スリップは回避できても
重力の衝撃がもろがかりなので大穴もよくできた
時間も時間だしね
シャーベットの極み
バランス崩れそうになりながらも
しっかりホールドしてくれたスカルパ君
頼もしかったよー♪
月惜小屋のところで
山頂付近で出逢った女性に追いつく
なんとなく一緒に歩くことに・・
聞けば 奥獅子吼山まで行ってきたそう♪
地元民ではないけど
ここへは年に4・5回は来てるらしい
奥獅子吼山は “いい山” だと云ってぃれて
わたしも嬉しかった♪
雪があるうちに行かなくちゃね
今日いちばんの収穫は
自分の心の不確定さに気づいたこと
迷うのは経験値が足りないから
まだまだ伸びしろはあるってわけで(笑)
そしてやっぱり わたし守られてる
おしまい♪
PS (第三)駐車場に車が多かったわけが判明!
<森の中の本格石窯ピザ屋さん>
“もく遊りん” を訪れたひとたちだったようだ(笑)
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