「白山」の山懐深く抱かれた白峰(しらみね)で、造園業を営みながら、
わさび栽培をされている「風一(かぜ はじめ)」さんの登場です!
“渓流式わさび田”というのをご存知ですか?
江戸時代初期に始まった、白峰の伝統的な“わさび”の栽培方法です。
「風」さんは、この昔ながらの白峰に伝わるやり方で“白山わさび”の栽培にチャレンジしておられます。
“熊棚”というのをご存知でしょうか?
クマが木に登り、ナラ、ミズナラ、クリなどの実を、枝ごと折り取り食べ、
枝を尻の下に 敷いていった結果、大きな鳥の巣のような棚が木の上にできます。
風さんの“わさび田”は、そんな熊棚のそばにあります。
白山の雪解け水と清涼な気候が育てた自家栽培『白山わさび』は、白っぽくて、錬りが強くて、風味がまろやか。
“わさびの茎や葉”の部分もちゃんと料理に使えます!
~このわさびの茎や葉を『センナ』と白峰では呼びます~^^;
これを塩漬けにした郷土料理の作り方も教えていただきましょう。
“わさびディップ”“わさび漬け”“わさびドレッシング”や“わさびの葉”などの試食・販売も予定しています。
また“造園業”もされている風さんは、室堂から御前峰に向かう途中に見られる石の階段を伝統工法で施工されました。
そんな白山・白峰にまつわる興味深いお話も織り交ぜた2時間をお楽しみください。
【講師プロフィール】
◎風 一(かぜ はじめ)さん
有限会社松風産業 社長
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《 イベント後記 》
そしてついに“渓流式わさび田” で作られた“山葵”と対面!
これが金沢の料亭や寿し店でひっぱりだこの“白山わさび”か~♪
すりおろして、治部煮にチョコンとのせて・・
軽く焼いたバケットにそのまま塗って・・
う~ん、爽やかな香味と辛みが鼻腔をくすぐる~^^!
ネット通販でも買える加工品には、葉や茎がたっぷり使われています。
添加物ナシ、どれも選び抜いた素材でつくられています。
http://www.kazenowasabi.jp/%E5%95%86%E5%93%81%E3%81%AE%E3%…/
“わさび漬け”はまろやか~でご飯やお酒がすすむ!
“わさびディップ”は薄焼きのバケットにのせて・・
“わさびドレッシング”は自然栽培でつくられた野菜たちのうえに~!
参加者の皆さんにも上々の手ごたえあり、ご購入にもつながりました。
昨夜、悪天候の中、わざわざ白峰からやってきてくださいました、
松風産業社長の「風 一(かぜ はじめ)」さんの“白山わさび”のお話ですが
そもそも平地で育てるのも簡単ではない“わさび栽培”
発芽率が悪かったり、立ち枯れしたり、決して楽な道ではありませんでした。
事業を軌道に乗せるまでのご苦労がいっぱい
でも風さんは、地元の利を活かした農法にこだわりました。
それは “出作り農業”など「伝統」に対する畏敬の想いであり、事業の発展が地域を活気づけることにもつながるから
地域の資産を活用していくこと!
そこに“村”が存在し続けて行くヒントがある。
次世代がこの白峰の地で活き活きノビノビと暮らしていける基盤が必要です。
できることを、今しなければという想いで、今日も超おー忙しの風社長
大きな可能性を秘めた“白山わさび”
水の神さま(霊峰白山)と風さんの“在来種”にかける想いが育てた逸品!
白山市内のJAなどで購入できます、どうぞお試しあれ!
余談ですが、風さんは、あの世紀のスーパーギタリスト“リッチー・ブラックモア”(元ディープ・パープル)が大好きらしい!
超嬉しぃーー!次回はロック談義なぞいたしましょう!
ありがとうございましたーーー!
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