白山麓で、ジビエ食堂と革工芸教室をして暮らしている夫婦がいます。
ご主人の「長田 泉」さんは、地元の猟師さんです。
近年、様々な環境の変化で増えてきた野性獣が、里山の農地を荒らす被害が後を絶ちません。
捕獲しても、精肉許可のある獣肉解体処理施設を増やさないと、山の恵みをただ悪戯に廃棄することになります。
ジビエ（猪・熊・鹿などの肉）を食べたことがありますか？
栄養価も高く低カロリーで、健康食として、注目が高まっています。
美味しくいただくため、安定供給するためにもしっかりした施設が必要です。
それができたら…
畑と暮らしを守り、山で一緒に働く仲間を増やし、収入を生む職場を提供できます。
山を走り回り、山の幸を食べた健康な獣の肉を社会に提供できます。
また、ハンター育成や食育、BBQ、クラフト体験などができる山の学校として学びと集う場とを提供できます。（はじまりの村）
話題の「クラウドファウンディング」を活用した事業の全貌、そもそもなぜ移住に至ったのか？
長田さんのお話を是非聴きにいらしてください！
※ クラウドファウンディング（Wikipediaより）
不特定多数の人が、通常インターネット経由でクリエーターや起業家などに財源の提供や協力などを行うことを指すもの、群衆（crowd）と資金調達（funding）を組み合わせた造語
◎講師プロフィール
長田 泉さん
金沢市出身 白山市河内町在住。
自給自足を目指し2012年に白山市河内町に移住。
それまで行っていた事業は、奥様、富士子さんに譲渡し「ハンター」となる。
その後、里山が抱える様々な問題に直面し、獣肉解体施設、はじまりの村作りに奔走中。
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《 イベント後記 》
白山麓で猟師をしながら自給自足の生活を営む
これがどれだけ稀有なことかは誰もがわかる
誰もができることじゃない
― 昔自分は傲慢でした ―
そう口火を切って「長田泉」さんは自身の半生を語り始めた
手広く事業を展開していた時期もあった
が、「らしくない生き方」は所詮ムリがくる
逃避はいちばん簡単な自己防衛の手段だった
周囲との関わりを拒み、そのまま終わってしまうのも人生…
が、神様はイズミ氏を枯れさせてはくれなかった
猟は、命を狩る行為
自分が生きるためとはいえ葛藤がなかったわけではない
射止めた熊の笑いにも似た慟哭に触れたとき
生きるとは、土に還る命とは何かを悟った
折しも、獣害に疲弊する農家や里山に暮らす住民の声が上る
― 昨年、駆除された猪の数 4000頭
― そのうち適正処理されたのは 400頭
― 残りの 3600頭は税金を使っての「廃棄」です
猟師として自分が為すべきことは何か
語り合い、目の前の問題と真摯に向き合い
解決する手段を模索して行ったとき
ひとつの結論に達しました
「獣肉解体処理施設の整備」
そこから生まれる多くの可能性が見えた！
健康な獣の肉を社会に提供できる
ハンター育成や食育ができる学びの場ができる
収入を生む職場を提供することで過疎対策になる
社会的見地、役割を考えてみても
石川の未来が変わる大きな可能性を秘めています
イズミさんが支援を呼びかけるクラウドファウンディング！
↓
https://faavo.jp/ishikawa/project/1456
まだまだ資金が足りません！
もう時間も余りありません！
「狩女の会」のメンバーとして私からもお願いします
この事業を成功させたいのです！
美味しい猪肉をもっともっと食べたい！！
ご協力、宜しくお願い致します<(_ _)>
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