今日は、河内町にある「山小屋ER」で、イノシシの解体を勉強してきました。
「狩女メンバー」としては、これくらいできたい…と思いつつ出遅れてました…
先生が優秀なんで、何とか一頭を片づけることができたけど…
おそらく日が経てば…
この貴重な体験も忘却の彼方へ消えていくに違いない!
なので、復習するつもりで書き留めておくことにしました。(思い出せる範囲で…)
山小屋デッキに運び出されてきたのは、メスの「うりぼう」
すでに内臓は除去されており、すぐに皮剥ぎ作業に取り掛かれるようになっていた。
これぞまさに「山の恵み!」2~3時間前まで、生きていた躯
見るなり、反射的に合掌してしまった。
★皮をはぐ作業開始
先ずは皮を剥ぐため、後ろ足首あたりから脚部の中間辺りまで、ナイフの切っ先を入れる
腹を縦に割られたその皮膚の末端を左手で引っ張りながら、アバラ骨外側の肉と皮の境をすいていく
半身ずつ交互に剥いでいき、背中で切り離すところまでいく
腹部側の背骨に沿ってついている、貴重なヒレ肉部分を切り取っておく
後ろ足首の関節の周りを、ぐるりと一周切込を入れる。
足先を動かして、腱をさぐりながら切断する
ある程度切ったら、力を込めてねじって、足を外す。
脚部の皮を半身ずつ剥いでいく
前脚も同様に関節部分で折り、頭以外のカラダの皮をすべて剥いでしまう
★肉を骨から切り離し、部位ごとに分ける
脚部と腿部(モモ)の部分を切り離す
後ろ脚の付け根、骨盤、この辺りの骨と肉の付き方がわかりにくく苦戦する
前脚部分と肩(ロース?)部分までの取り外し
背骨とアバラ骨の接合部分をナイフの先であらかじめ切断する(苦戦)
アバラ部分(スペアリブ)を切り分ける
背ロース部分を骨から切り離す
カオの部分にナイフを入れ、ホホ肉を切り取る(希少)
★気を付けること…
血液が残留している血管を切ってしまったら、すぐにふき取る
リンパ腺はつぶさず取り除く
ダニに注意
あと…何だったかな…
ざっと書いたが、ひとりでやれと言われてもまだムリ
子供のイノシシなので、皮も柔らかく、扱いやすいのだと言われたけれど、
容易くは終わらなかった
富山からやってきた師匠に先導してもらいつつ
時間を忘れて没頭すること2時間強…? 経ったところでとりあえず解体終了
写真は何故か身をそぎ落とした骨部分…スイマセン、肉のほう撮るの忘れた!
背骨から骨盤、脚の付け根の骨が見えます。
いつの間にか冷えてきており、闇が下りてきていた。
温泉につかって帰ろ! ってことで
「川北温泉」へ…と思ったが、運転中にひらめいた!
よく考えたらここは白山麓、157号線にでたらあるじゃ~ないか?!
で、前から気になっていた温泉に行ってみる
「Life goes on - ゴーズ」の隣りにある「夫婦岩温泉」
ちょっと温めの湯船に浸かり、指先のしびれを解きながらボンヤリ考える
イノシシ解体の労力はバカにならない、寝かしての作業は腰にきた…
(長田)イズミさんは、腱鞘炎になったという
解体のエキスパートの養成も急がないといけない
これは女性でもできることは、今日よーくわかったし…
「狩女の会」では、狩猟をしたい女性だけでなく…
解体に興味のあるひとも募集中です!
ご連絡ください、一緒にジビエの可能性をさぐろう!( `―´)ノ
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