「自然災害に屈した」或る意味、記念日となりました（自嘲）
滅多にないことなので、時系列で昨日を振り返ってみます。
午前中：
悪天候なのは知っていました。でも、”やらない”選択肢などなかった。部屋の窓越しに見える戸外の有様を私は許容範囲と思い込もうとしていた。いつものようにウェルカムボードをFBにアップして、気持ちはもっぱら今夜の食事の準備に向いていた。
12：30頃：
メニューも決まり、買出しに出ようと店の玄関を開けた瞬間、足元に雪崩れ込む雪30ｃｍ以上！を目にする。風向きのせいで、店の正面に溜まった逃げ場のない雪たちをかき分け、いつも拝借しているお隣の駐車場をみると15ｃｍ～20ｃｍほど積もっている。深く刻まれた轍、この瞬間、ヤバい！スイッチが点灯…
マイカーは四駆じゃないので、この周辺駐車場に車を止めるリスクをよく知っている。何度も雪に負けてきた。身動きできなくなったり、車輛同士の事故も起きかねない。でも除雪車輛はこない。このひろーい駐車場の雪かき、一人で全ては現実的じゃない。
お誂え向きに（苦笑）寒風も吹き荒れ始めた。もちろん雪交じり、視界はどんどん悪くなり、この体感で「イベント無理」の思考が頭に広がる。
デスクに戻り、最新気象情報を確認、今夜が最悪だといっている。車の出し入れだけじゃない、ここに行きつくまでの運転中のトラブルも、起こっても不思議じゃないくらいヤバい日のようだ。
知りあいにメール、ドリームナイトは、中止（延期）にしたことがないため、誰かの助言が猛烈に欲しかった。
１３時頃：
悪化の一途をたどる予報、降り続ける雪、参加者は富山からも来ることも頭をよぎった。で、気持ちを半分固めてから講師の方にメールをいれた。
職業柄すぐに気づいてもらえるかどうかも分からなかったが、奇跡的につながった！
直ぐに電話に切り替え、コトの相談を持ち掛ける。
「中止（延期）してもよいでしょうか？」とワタシ
「いいんじゃないでしょうか」と講師快諾。
この段階でも心はかなり揺れていたが、「じゃ、中止にします」とハッキリ口にした瞬間に迷いは消えた。やるべきことも順番もわかっていた。その通り、コトを進めた。
まず、午前中にＦＢに上げたウェルカムボードを公開から自分のみに変更。
イベント内で中止（延期）の告知、タイトルも変え「お知らせ」に上がるようにした。
参加予定者への個別連絡、中止（延期）になったことを知らずに来店なんて申し訳なさすぎ。
初参加で友達になっていないかたには、友リクと一緒にメッセージを送った。が、気づかないひとは結構多いので、我楽ページと個人ページにもイベント中止（延期）を告知。連絡を受取ったという確認の返信を待つ。
16：00頃：
ほぼ参加予定者には確認済みが行き渡ったが、おひとり富山から来られる方と確認が取れていない。たまたま飲食店をされてる方だったので、お店のほうに電話を入れる。その方と直接話ができて、出発にブレーキを掛けることができた。
16：30頃：
外出したくなかったけれど、どうしてもの用事があり車を出してみる。店の前の歩道のような車道は雪のわだちがしっかりできていて、一時停止した途端に、行くも戻るもできない状態（ハマり）になった。店の正面の県道は除雪車が入るが、店のすぐ前の道路は個人で処理するしかない。
帰りにアピタ松任店に寄った。夕方だと云うのにいつもより車が圧倒的に少ない。イベントはやらなくても営業はするつもりでいて、最低限の食材を買い帰宅。１８時までには、全員から確認の連絡がきた。ホッと胸をなでおろした。さぁ、雪かきが待っている
店に帰って、クラムチャウダーを作ったあと、ママダンプとスコップで店入口の駐車場の雪かきをした。風が強かった、耳が痛かった。１時間ほどカロリー消費に貢献
来店者あり。早い時間は小康状態だったのに帰るころ（２２時頃）には、またしても吹きすさぶ雪、風！今日できることはもうない、と心を決め、早めに店を閉めた。
今朝８時半：
店の前は、昨夜の雪かきにも拘わらず、更に積雪が30ｃｍ有り。昨夜、少しでもやっておいてよかったと安堵するが、目の前の県道は、野々市方向に向けて大渋滞。融雪装置からの水が排水できず、川のように溜まっているなかを車はノロノロ進んでいた。ドライバーのストレスが目に見えるようだった。
と…約１日の記録
考えてみたら、色んな好条件があって…
昼間の段階で荒れ狂う戸外を見なかったら（晴れてたら）決断に迷いがでて遅れていたでしょう。
酷くなる、という思い込みができた絶好のタイミングでした。
ボタンの押し間違いを避けたく、初参加のかたとあらかじめコンタクトを取って”通じて”いました。友リクこそしていませんでしたが、連絡が届くだろうという楽観ができたことで悩む時間が短縮できました。
講師のかたに繋がったのが、昼休みのわずかな時間だったと云われました。ここで早くに了承を得られたのもラッキーでした。
なんだか、色んな現象に助けられたような、引き寄せたような、ともあれ丸く収まって良かったです。
悩んだ時間は２０分ほど？ 悩むのは未知の経験だから、前例がないから、でも何が一番大事かがブレなければ、神さまはそうそう意地悪をしてくることはないと思います(笑)
でも自分でできることはして置いたらいいかな、イベントを立てる前段階から「このイベントの弱点」を把握して置くことで早急な対応がとれると思います。
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