「たま山歩/未踏の山道をもとめて~」
今回は3つのピークを周回します
①【富士写ヶ岳(ふじしゃがだけ)】標高 942m
加賀市山中温泉の奥にあり 温泉街から見ると
富士山に似ているのが山名の由来
②【小倉谷山(おぐらたにやま)】標高 911m
山頂からの展望がよく
加越国境の山々や日本海などが望めます
③【火燈山(ひともしやま)】標高 803m
浪漫チックな山名は宗教的な行為からきているそうです
4月 山岳会に入ったら
“富士写ヶ岳周辺を一緒に歩きませんか?”
というお誘い♪
面識はあったけど一緒に歩ける日が来るなんて
思いもしていなかった山歩きの大先輩からのお誘い
断るはずがなく…
あーこれは テストだな
と思いつつ
自分を知ってもらういい機会だし
何より行ってみたかった御山
お友だちも誘って4人で歩きました
富士写ヶ岳といえば「石楠花」
シャクナゲが咲く今頃の季節は平日でも
人の波が途切れることがないらしい
2021年 最初のガチ山行
この身体(脚/足)どこまで通用するのか
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
富士写ヶ岳へ至るには5つの登山口がある
我谷・枯渕・火燈古道・山竹田・大内
今回は 大内登山口から入り
富士写ヶ岳山頂に着いたら稜線上を
小倉谷山➡火燈山➡登山口 と周回するコースとなる
どちらからスタートしてもいいのだけど
“急坂は最初のほうがいいよね”
と先輩が言うので大内から…らしい💦
車は下山口の火燈駐車場に停める
そこから旧国道364号線を少し歩くと
看板が見えてきた
7:40 大内登山口(標高248m)スタート
頂上まで2時間
いきなり 熊の樹皮剥ぎ
こんな杉林にまで下りてきている
トキワイカリソウ 好き♪
が じっさい花に見とれている余裕はなく
息がきれるなか 現実を教えてくれる
(山頂まで)1/5
水平道が少ないってキツイ
そそられた花♪
(山頂まで)2/5 来た
まだまだキツイ でも周囲は明るくなってきて
芽吹きが眩しい♪
これから歩く稜線(苦笑)
(山頂まで)4/5 来た
尾根道は気持ちいいけど
気温 ぐんぐん上がってます
9:40 富士写ヶ岳(標高941m)山頂到着
そうでした
富士写ヶ岳は日本百名山の著者
深田久弥 が初めて登った山なのだそうです
りっぱな板碑ですね
ここは なんというか広々しすぎてて
落ち着きませんでした
じっとしてたら暑いので早々に次のピークへ
不惑新道 始まります
下りがつづきます
きっととんでもない登り返しがあるでしょう
若干 引きつり気味です(苦笑)
富士写ヶ岳から30分ほど歩いたら
待望のロードが始まりました♪
蕾だけどしっり目を惹くルビー色
そこから更に20分歩いたら
登り返しが始まった
ここまで230mほど下りていた
タムシバの白とシャクナゲのピンクがつづく道♪
振り返ると富士写ヶ岳の美しい佇まい
不惑新道は南北に直線に走っている
この線上から見ると確かに富士山のよう
時刻は11時を回っていた
おそらく小倉谷山は人でいっぱいだろうということで
小さなスペースを見つけ
ここでランチを済ませることにする
済ませる…という言い方もどうかと思うが
4月にしてはかなり暑い日で
日差しも強く 虫たちも元気で(苦笑)
寛ぐ という気分からはやや遠かった💦
12:10 小倉谷山(標高910m)山頂到着
予想した通り人がたくさんいた
(スペースも狭め)
ここへ来る途中も何人もすれ違ったけど
どうやら私たちとは逆のコース(火燈山スタート)を
行くひとのほうが多いようだ
さっき休んだばかりなので
火燈山に向かうことにする
小倉谷山からゴールまでは下るだけ
3kmほどの道のりのようだ
春の息吹を感じる♪ 気持ちいい♪
12:35 火燈山(803m)山頂到着
びっくりしたのは人の多さ
(ちょうどランチ時だし尚更)
小倉谷山同様 いやそれ以上に人の密度が高い
困った
標識のすぐそばで荷をほどき
ご飯を食べておられるグループがあった
御山に来た記念(証拠)に一枚欲しい
と思うのは私だけじゃないはず
まともに撮ったら皆さん入っちゃうよー
いいのかなー
どいてくれとも云えず
限られた角度で限られた範囲しか撮れないモヤ感
まー今日は激混みだから仕方ないけど
1グループしかいない山頂でもありがちなこと
ということで
ここも 滞留時間はほぼナシ
すぐさま移動で記憶があまりない
ここから先の火燈古道を楽しむことにする♪
イワウチワの群生
熊の平? ちょっと怖いとこ?
愉しむと云いながら
ついつい速足になってしまう
大内峠の道標
となりにお地蔵さまも
古道と呼ぶにふさわしい雰囲気が満ち満ちてます
白山神社があったのには驚いた!
登山の無事を感謝♪
13:50 火燈古道登山口 到着
なまり切った身体に
スタート直後からの急登がかなり堪えた道でした
シャクナゲは
あと一週間あれば最高の見ごろだったかと
暑い時期に来たら尾根地獄?
平日でも人が多かったのは山菜目あてもあったかも
じっくり歩きたければ 秋かな
といったところが今回の総括
めったに来ない南加賀の御山 いつかまた
ポピュラーな我谷コースでも挑戦してみましょうか
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途中 操作忘れで正確ではないけど
おおまかな記録
附録
かなりキツかったときの一枚(友人撮影)💦
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