「たま山歩/未踏の山道をもとめて」
【鍬崎山(くわさきやま)】標高 2,090m
日本三百名山
北アルプス立山連峰にある富山県富山市の山
立山の西方にあり 山頂からは
立山・剱岳・奥大日岳・薬師岳が眺望でき
立山カルデラも一望できる
戦国時代 富山城城主「佐々成政」が
数百万両の軍資金を隠したとされる埋蔵金伝説がある
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
鍬崎山は
立山黒部アルペンルートをバスで走ると
最初に右手に見え隠れする山
独立峰だし 標高も2,000mあるから裾野も広い
とにかく めだつ!
とうぜん “あれは 何て山?” となる
立山/五色ヶ原/大日岳/奥大日岳 と
この地に来るたびにあの山容を見せつけられたら
そりゃ歩いてみたくなる♪
じっさい去年 奥大日岳登山の翌日に
上る計画を立てていて 下山後
あわすのスキー場まで移動していながら止めている
このときは天候不良を理由にしたが
ホントのところ
少しでも(あらゆる意味での)
コンディションが悪い状態なら
来てはいけないところ という認識だった
とにかく ドSな山!らしいので💦
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
で 今年
先々週(7/27-28) 白馬岳から戻り
先週に(8/5)に 予定を入れた
夏の盛りのこの時期に行っていいのか
正直 迷ったけど 日陰も多そうだし
ペース配分と水分補給をまちがわなければ
なんとかイケると判断 →決定!
と そこへ いつもは週末山行しかできないTさんから
“ 8/10に 山 行かんか?” の連絡が入る
雨飾山へ行きたかったようだが
こちらの計画を伝えるとOKが貰えた
一週延びたが より安心山行になった
(因みに雨飾山は秋に行きたいと思ってた♪)
-越中富山のマッターホルン- を試しに行くぞー♪
3:30 乗り合わせて白山市を出発
5:10 あわすのスキー場駐車場到着
まずは トイレ💦
スキー場左手にある 多目的センター「ミレット」さん
事前に調べたところ 24時間
自由に使えるトイレがあるということで 拝借
公衆トイレとは違い 建物の中にあるふつうのトイレ
人が誰もいないので戸惑いつつ入ったけど
男女別の水洗トイレがあって気持ちよく使えました
まっこと ありがとうございます♪
駐車場に戻る途中
腐葉土みたいのが敷かれていて
そこに きのこ! それも大量に―♪
かわいすぎるー💓
コツブヒメヒガサヒトヨタケ というらしい
漢字で書くと 小粒姫日傘一夜茸
なんてステキな名前♪
傘がだんだんと薄く平らに開いていって 水平になって
それ自体が薄く軽いから反り返ってしまう
たしかに 反ってる子もたくさんみえる♪
5:30 山行スタート
登山口がわからず
とりあえずゲレンデへ向かって歩いて行く
と ハートを模ったフォトスポットが⁈
のぞくとその奥にもハートが見える♪
地元白山市にある「恋人たちの聖地💓」
一里野温泉スキー場を思い出す
“恋人がサンタクロース” の時代(1980年)から
なんも変わってないのねー
今も昔もスキー場は「LOVE💓スポット♪」
地図アプリを見ながら方向を補正中
だいぶ長く水平移動して行ったらここに着いた
らくちん 林道♪
あとで軌跡をみると
いきなりゲレンデに飛び出さず
駐車場前の舗装路を左に行けたようだ💦
(このほうがわかりやすいかも)
大品山自然歩道 標識GET!
ここからは
登山道らしくなってくる
夏草は狭い道ではウザいけど まだゆるめ
おしゃべりする余裕もあり(笑)
6:15 スキー場見納め?地点からの景観♪
コンクリート製の導水管 登場 デカイ!
水源はここだな
【真川調整池(ダム)】標高約995m
イカシテルねー!この外観🎵
歴史を感じさせる 土木遺産
堤高19.1m/総貯水容量48,000m³の発電専用ダム
大変希少な「※バットレスダム」という型式を採用
(日本国内に6基しか現存しない)
※ バットレスダム
(格子状の骨組みで水圧を支えるコンクリートダム)
この向こうに貯水池が広がってるんだよねー♪
観たいけど行き止まり
ここから左に抜ける道があって
更に右の斜面を行く
7:00 ここからマジな悪路はじまる
スリッピーな土
急登に張り出した根っこ
夏草は登山道に被さり 虫たちがざわつく
Tさん こういうのは嫌いじゃないみたい(笑)
40分後 ブナの森が開けた!
一瞬だけど 気持ちがふわっと癒される
が すぐに えっ! 下り⁈
鬱蒼とした道 耐える時間
8:15 大品山分岐到着 今来た道
そこにあった案内板
絵図は スタートが極楽坂スキー場で
瀬戸蔵山を通る登山道で書いてある
どんな道なんだろう
少なくとも今来た道よりは
整備が行き届いてるんだろうと 期待する!
ともあれここからは 一本道
中・上級者コースとわざわざ書いてある意図は
・・・・・・推して量るべし💦
ここまで 3時間
登り一辺倒の道はそれだけできつい
行程的には1/4 あと1/4歩けば下りに転じる
山頂まであと3時間ガンバレバ
少しは楽になる?
ちょうど陽も差してきた♪
と思ったら エッ また⁈ 下り?
なんと それもかなりの長下り
しまった!
大品山ピーク(分岐)付近にいたということは
隣りの山との間に下りがないはずがない
登り返しがないなずがない💦
先を行くTさんの後姿を追いながら
復路のしんどさを想像してしまった💦
長い下りから転じて再びの上り その途中だった
“たまさん” と 声がするので 顔を上げるとそこには
神々しい光を浴びた巨樹「ねずこ(鼠子)」
(ヒノキ科の常緑針葉樹であるクロベ(黒檜)の別名)
圧倒的な存在感だった!
ぼんやり見えるピーク?を前に再び下降💦
足が重たい
木段あるけど やっぱしんどい
がんばれーって言ってくれてるような・・(苦笑)
鎖場 登場 ちょっとだけ
10:10 山頂ですか⁈ 遠いなー💦
貴重なお花登場! ホツツジ?
ガスが濃くなってきて先が読めなくなる
あと少しだと思うけど気持ちは果てしない💦
イタドリ♪
花に癒された10分後
11:10 【鍬崎山】 到着---!
疲れた・・でも達成感はない
だっていちばん欲しかったものを
まだ手に入れられてない
360度の大パノラマ
おにぎりを頬張りながら
目の前の雲が消えてくれるのを待った
でも・・無情だ 青空も見えるのに
北から流れてくる雲が次々と先頭を追いやり
薬師岳のザレた岩肌を見せたり隠したり
かなりガンバッタんだけど ご褒美はなし😢
あーホントに ドSな山
わたし絶対 ドMじゃないんだからー!
それでもここまで来たのに―!
立山/剱岳/奥大日岳/薬師岳/立山カルデラ・・
観たかったなー💓
飛び交う赤とんぼを見てたらふと
Tさんザックに付いてるヤンマ君に目が止まる
わたし達にずっとついてきたアブがそういえばいない
小虫もいない どういうわけだ
もしかして ホンモノのトンボたちが食べてくれてるのか
私たちについてきて ときに攻撃までしてきたアブは
ヤンマ君と交戦してたのだろうか
なんにせよ トンボは「生」に限ると思った
さようなら 無情な鍬崎さん(山)
石が多すぎて居心地もイマイチでしたね
どこまでも ドSmaxな君でした
12:05 下山
オヤマリンドウでしょうか
すでに秋の気配が・・
ダケカンバもいい感じです♪
足元は難ありでも稜線から観あげる風景はやっぱりいい
下層は雲ばかりだけど
露わになった石がゴロゴロしてるところ
浮石も多い 木の根で止まってるだけのもある
先に歩いているTさんを真下に認めたとき
白馬大雪渓での落石の恐さが甦った
急登で狭い稜線上
逃げ場もないのにもし落としてしまったら
この山ホントはヘルメット要る山なんじゃない?
と 思ったり
Tさんには待たずに先に行ってもらった
下りなのに気が張るメンドクサイ道
ときどき滑りかけたりよろめいたり
疲れてる証拠だな あと足先も痛みだしてる
(Tさんは膝痛を感じ始めてた)
とにかく時間が長いと集中力も落ちてくる
頭を空っぽに・・それでも苛つく
以前 中宮道でまとわりつく笹を払おうと
ストックを振り回したらポキンと折れたことを思い出す
攻撃すれば自分に返ってくる
心穏やかに平常心を取り戻せ
・1429 と・1756 の
登り返しは思ったほどキツクはなかった
呼吸が上手くマッチしたのかもしれない
そうして 辿り着いた
14:15 大品山分岐 ホントの山頂を踏みに行く
ここから 100mほど
癒される♪
富山藩主 佐々成政がこの山のどこかに埋めたらしいとある
なるほど人が踏み入るには難儀な山だ(苦笑)
このプレート見て “歓迎されてる” 感じがした♪
そして きっとさっきより
整備された(歩き易い)道になってるに違いない!と思った
ほら チップを敷き詰めた広々とした空間あり
その先が
14:30【大品山】 山頂 標高1404m
晴れてるけど視界ナシ
だいぶ長いこと直されてないような傾き方に不安がよぎる⁈
かいだーん🎵
と浮かれたのも束の間 延々 激下り
そして段差が大きい
下りるのも大股ってことは
上るのもっときついだろうなー💦
そして登山道のまん中に 踏まれもせず
堂々と一本立ちしてるきのこ君
ここを通る人がいかに少ないかを想像させる
しかし きのこ天国だー💓
ときどき現れる 自然学習看板
そして 巨樹の森
のあとは 背丈ほどもある笹藪
Tさん堪らず バラクラバを装着!
15:20【瀬戸蔵山】 山頂 標高1320m
ここで 7/8 ほど(の行程)を 消化した感じか
一息付けるスペースあり(但し眺望ナシ😢)
ホントなら秀麗な立山連峰が観れるらしい
ここは 極楽坂への分岐でもある が
わたしたちは 龍神(たつがみ)の滝へ
ここも延々 まだまだ激坂はつづく
“tamaさん ヘッドライト持ってきた?”
と Tさんが聞くので YESと答える
暗くなったときのことを心配してるようだ
日の入りは18時過ぎだし
そんなに遅くはならんと思ってるけど
Tさん ひっぱられるとがんばる人(無理する人デモアル)
なので わたしと前後を入れ替わる
少し ピッチ上がる
16:00 遊歩道案内図なんてみるとホッとする
もうあと一時間ほどかなー
そろそろ楽になるか と思ったけど
そうはいかず 尚も階段を下り
現われた看板
【龍神の大杉】
幹から伸びる大枝が
まるで龍のうねりのように曲がりくねっている
古くから「神が宿る御神木」とされてるらしい
たしかに!見ごたえの抜群!霊気を感じる♪
凄い!凄すぎる生命感!
まさに パワースポット🎵
龍神の滝⁈
登山道は川に沿うように延びていて
野趣あふれる音と水辺の風景に癒されながら歩いた
そして 前に来たときも
このパワースポットが目的だったことを思い出した🎵
【百閒滑】(ひゃっけんなめ)
これこれ! 水が滑るように流れているのは一枚岩
ダイナミックかつ繊細に流れるところからつけられた
夕立のあと 龍が遊ぶなんてステキ🎵
で 癒しの空間を歩いてたらいつのまにか
スキー場に着いていた!
朝 遠目に見た ハートマーク💓
その隣では バギーツアーが開かれてた
ここまできて やっと 達成感が湧いてきた
お付き合いしてくれたTさん ありがとう
<山行記録>
唯一 心残りは 今回も 眺望からは見放されたこと
天が下されたものだから受入れはするが
(雨は雨で得るものがあるし)
でも もうそろそろ
目の醒めるような景観に出逢いたいものです🎵
<〆のお風呂>
【立山 吉峰温泉 /グリーンパーク吉峰】
立山町にある広大な森林公園・複合リゾート施設
天然温泉・キャンプ場・コテージ・パークゴルフなどが併設
露天風呂を含む4種類のお風呂あり
効能は 神経痛・関節痛・冷え性・疲労回復など
休憩室や食堂もあり
利用時間:午前10時~午後9時
定休日:毎週火曜日
料金:大人 750円
立山登山のあとはここを訪れる人が多いように思う
足先の火照りを冷ます水風呂が気持ち佳き🎵
◆ 2020/8/17の体験記 👇
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