映画「orange(オレンジ)」を観ました。お決まりのナイトショー(我楽シアター)営業が終わった店内でひとりフィクションの世界に浸る至福の時間…
ワタシが映画やドラマを観る動機のほぼ9割は「誰が」演じているかで決まります。お気に入りの俳優が演じている、ということがとっても大事。特に「イケてる」メンズは大好物です!
映画のキャスティングを知っている方は既におわかりだと思いますが、これを観たかった一番の理由は、イケメン「山崎 賢人」に会いたかったからです。
「山崎 賢人」身長178cm、A型、現在22歳、中3のとき、よくある原宿でスカウトされて芸能界入り、モデルを経て俳優へ…
年頃の娘を囲っているわけではないので、若い子が浮足立つメンズ情報など耳に入るわけもなく、どれほど人気があったかなど窺い知るすべもありませんが、巷ではモノ凄い人気らしいですね!
彼を初めてみたのは、朝ドラ「まれ」でした。あのとき、やれ「圭太」派だ、やれ「大輔(柳楽優弥)」派だと、私の周りには、自分の息子ほど年の離れた青年に熱狂する身のほど知らず…じゃない夢見る婦女子たちが溢れんばかりでした。そう、夫・子供を送り出して毎日NHK-TVにかじりついていた主婦層の半分は、圭太役の賢人にハートを射抜かれていたはずです!
それ以降、気になるイケメンチェックリストに勝手に名を連ねられた彼は、(たぶん)その収録が終わったあと、orange の撮影に入った模様…超多忙な男ですがまさに今が“旬”“旬”“旬”
どこが好きかって?
大きめ犬歯をのぞかせるスマイルは最高ですね、あと鼻筋の通った横顔が決まってる…小顔の8頭身美男子…走る姿…泣きの演技も…まー容姿端麗に生まれついた宿命…その美しさと演技力で世の女性をときめかせ、夢を与えるのが山崎賢人!あなたの務め!社会貢献!とにかくいい素材は皆で鑑賞するに限ります!
えー、原作は、累計発行部数400万部の人気漫画(高野苺 作)で、中高生に絶大な人気があるそうです。当然のことながらワタシは読んだことはありませんが…
ストーリーをかいつまんで云うと…
高校2年の菜穂(土屋太鳳)のもとに10年後の自分からの手紙が届いて、そこには転校生の翔(賢人)を好きになるけど、その彼がじきに死んでしまい、10年後の自分はとても後悔しているから、あんたはそーならないように行動して欲しい…
臆病で主体性のない菜穂が、好いた男のために行動を改め、未来をも変えようと友人たちとスクラムを組み奮闘する、爽やかでほろ苦い青春友情絵巻…と簡単に書きましたが、これが作品としてもなかなか良かったんですわ
山崎賢人は、母親の自殺を昇華できず、いつまでも自分を苛んでしまう「翔(カケル)」を好演!
カラダは大人でも心は半熟、気持ちのコントロールができず、舞い上がったと思ったら急降下、振り子のように明暗を行き来するガラスのハートに見ているこっちもハラハラドキドキ…
でもって設定が 「母子家庭」 母と息子、濃密そう…なんだか昔の自分を思い出し、心がざわつき始めました。
翔は、情緒不安定で自分を縛り付ける(と感じている)母親(森口瑤子)との毎日が憂鬱でした。私も、何かと干渉してくる母との接触がうざったかった。
翔の母親は、子離れできず、それどころか翔の成長とともに依存体質に変わっていきました。私の母も、強権を発動したかと思ったら弱さを見せる、不安定な面がありました。
子にしたらですね、たまらんのですよ、たった一人の親が、自分を信用してくれないと思うことが…頭ごなしにモノ言ったかと思うと、急にさめざめと泣きだしたりする(ここが女だな)…まだ親は親らしく、ブレないでいて欲しいと願う年頃、ふつうの中高生なんてまだ心を鍛えられてないから、何が何だかわからず戸惑いと反発しか生まれません。
母親にしたらね、何もかもひとりで抱えて生きていくのは不安だし辛い…情緒不安定になって、眠れなくて薬に頼ったり…そんな状態だから、感情も高ぶる、笑顔になれない、で…泣く。お互い出口の見えないデススパイラルにはまっていくんです。
「もっと母親らしくしてくれよ!」とやるせなさをぶつける翔の気持ちが痛いほどわかってしまって、いつのまにやら翔に感情移入!泣きそになった…あ、ここ迫力のシーンです!
映画と自分との違いは、そのあと翔が「ごめん」といって、森口瑤子に寄り添うところ、優しすぎ…
あー、母と息子だったわねー、そーだよねー、やっぱ息子は裏切らないよねー、なんて…妙にホッとしてしまうのでした。息子、生んどいていかった…
話が、横道にそれてしまいましたが、全体として「ほろにが爽やか」路線を貫いてるので、べたっとしたお涙頂戴映画にはなってません。友情を確認するシーンは、見ていてこそばゆかったけど…
賢人の美味しいシーンは数々あるのですが、一番好きなのは体育祭でのリレーシーン。走る姿が、超―超―美しい!口を閉じて走るのがちょっと不自然にみえたけど、んなことより、何やってもさまになりすぎる22歳(この時21歳)に、もーーっ、💛が沸騰しっぱなしでしたわ。
あと初めて手をつないで、花火を見るシーンのマジ顔で見つめあうところ、一瞬の間をおいて花火がどっかぁーーん!えーーっ!Kissしないのーー?とみごとに期待は裏切られましたが…ここでフラストレーションが溜まってしまい、圭太と希のKissシーンがよみがえってしまった。確かあれは、ライブハウスだったよな~、ま、いっか
山崎賢人の他の映画をチェックしてみたんですけど、どーもこの「orange」が一番良品そうですね。「オオカミ少女と黒王子」も良さげですが、彼に金髪は似合わないと思います。
コミック原作モノに起用されることが多い(強い)って話ですが、業界や周囲の圧力に引きずられないよう、(って言っても今はムリか)仕事を選べるくらいもっとBIGになって、日本中をもっと沸かせてください。
と云うことで、今んとこ「orange」は、私の中の勝手に「山崎賢人Best1」ということでBL保存版決定です。これを超える凄い作品をお待ちしています!^^
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