水の旅案内人がいる “BAR“ 我楽: 『地域猫活動、人と猫の輪、切れないご縁』

☆ Dream Night in 我楽　vol.185☆

小松で地域猫、地域猫・保護猫活動をされている
蜂谷さんが来てくださいます！

さまざまな事情を抱えて
ボランティアの方々の元へ
身を寄せる猫たちのストーリー

一人でも多くの方に関心を持っていただきたい！
ご参加、お待ちしています。

◎講師メッセージ

地域猫って知ってますか？

地域猫は、特別な家がない、その地域に住む、避妊や去勢手術を済ました猫です。

術後のマークとして、最近は耳にVのカットが入っていることが多いです。

地域猫は、特別な家があるわけではありませんが、ノミダニの駆除の為の投薬はされていて、餌も地域猫を管理する人にもらっています。

避妊去勢手術をしていることによって、ものすごい繁殖力は無く、その命を全うするまで、人の手で管理されます。

その地域で愛され、生きていきます。

ここ数年、聞いたこともない猫ブームで、可愛い猫がもてはやされています。

ペットショップで高額で買われる純血種の猫とは別に、日本にはたくさんの毛色の猫がいて、また多くのミックスのエキゾチックな猫達も石川県には存在しています。

GWを境に、たくさんの子猫が現れます。

可愛いです。

たくさんいます。

最初は見ていて癒されます。

でも、そのうち、駆け出します。

道路の真ん中でくつろいだり。

車の前に駆け出したり。

たくさん食べて、

食べたらおトイレタイム。

５ヶ月もしたら子猫はいっぱしの大人。妊娠します。

また子猫が数ヵ月で現れます。

その繰り返しで、一年で、猫は一ヶ所に50～70匹に増える可能性を持っています。

今回の講話のテーマは「地域猫活動、人と猫の輪、切れないご縁」

として、お話をさせてもらいます。

◎講師プロフィール
蜂谷斉依子（はちやせいこ）さん

東京出身、オーディオ評論家と福岡出身のお嬢様のもと4人兄弟の末っ子に生まれる。

絵描きになろうと芸術コースのある女子高でヨーロッパへの憧れとイギリスロックの大ファンで英語をしゃべりたくて、英会話に夢中になり、いつしか英語はしゃべれるようになる。芸大受験を3回失敗。

アメリカへの憧れからロスアンジェルスに移住。27才で東京に戻り、外資系IT企業で活躍。

32才で母を癌で亡くし、父親の事業を会社にする。35才で妊娠(温活にて)高齢出産で36才と39才で帝王切開で出産、杉並のファン助産院で自然療法に出会う。東京で子育てサロン・ナチュラーレを立ち上げて、子連れコンサートやホメオパシー講座、ヨガ、マクロビオティックと多方面に講座を講師の協力をもとに開催。

2011年の東北の震災から食や環境をベストなものにと、北陸への移住を決意。

小松市の自宅や貸しサロンにて、足もみや、フラワーエッセンスのセッション、子ども向けの英語教室も開催中。

１年前に、料理研究家&手帳術の執筆で有名な、あな吉さんからズボ連の石川県代表を任命され、コツコツとズボラ主婦のお茶会も開催中。

またプライベートでの猫好きが発展して、「小松猫の輪」という地域猫活動のアドバイザーという肩書きで、十人のメンバーのグループの代表を努めています。

家の猫の為の部屋には１０匹前後の猫が保護されていて、里親募集活動もしています。

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《イベント後記》

“猫センサーが反応するんです♪”と笑う蜂谷斉依子 (Seiko Hachiya)さん

保護猫・地域猫活動をしている「小松猫の輪」のメンバーは「異常(笑)」とも云えるほど野良猫の気配に敏感なのだそう…

草むら、道路脇、駐車場…あの小さな生命体の息遣いがどこにいてもわかる⁈
ネコを…心から愛しちゃってるんでしょうねぇ♬

今回は「地域猫」活動のお話、ご存知でしょうか？

ネコは、生後半年で妊娠が可能になること
妊娠期間は2か月なので、年に３回産むこともあります。

そーすると…ネズミ算ならぬ「ネコ算」式に増えていきます。
１年で１匹が50匹に増えてしまった多頭飼いの例が紹介されました。

多頭飼いの悲劇は、当事者（引き受ける人間）の…
知識の無さ、無責任さ、地域からの孤立、から生まれます。

飼い主のかたは、飼い猫（メス）に避妊手術をしていませんでした。
そこへ現れた雄ネコと意気投合、恋が芽生え、妊娠、出産

２匹の間に生まれた子たちが成長し、子を産み、また妊娠・出産を繰り返す
気が付けば、あっという間に５０匹

家の中はネコの糞尿だらけ、餌ももらえないカオス状態
やがて地域一帯を巻き込む修羅場がやってきて…

紆余曲折の末、「猫の輪」へと「HELP」が要請されました。

メンバーの皆さんは、ネコが大好き！
今、目の前にある惨状を見たら動かずにはいられません。

周辺住人から罵声を浴びながらネコたちを引き取り
新聞掲載で情報を流し、里親譲渡会を何度も開きました。

富山まで届けにも行きました。

とにかく、救える命をつなげたい！
外で子猫を見つけたら、関心を寄せて欲しいのです。

親猫はいますか？
飼い主は誰でしょう？

近隣の保護猫活動をしている団体や獣医さんに相談してください。
（もちろん小松猫の輪でも）

ＳＮＳ全盛の時代になって、情報の拡散、周知もしやすくなりました。
多くのかたの共感と援助に支えられてボランティアは成り立ちます。

どうぞ、その目で見て、耳で聞いて、声を上げることを躊躇わないで
愛猫ひろしが繋いでくれた「縁」が形になった今回のドリームナイト

切ろうったって切れませんよ♪
ネコを愛するものとして、これからも活動を見守りつづけます。

「小松猫の輪」
https://www.facebook.com/komatsunekonowa/

http://komatunekonowa.web.fc2.com/

蜂谷さん、ありがとうございました^^