水の旅案内人がいる “BAR“ 我楽: 『お米の話』

☆Dream Night in 我楽 Vol 212☆

「日常茶飯事」

常日頃から…

ご飯とお茶を摂ることで
穏やかに毎日が過ごせるようになる

…という
先人たちの生きる知恵が生み出した言葉

私たち日本人は、ずっと昔からお米を食べてきました。
そうすることで幸せに生きてこれたのです。

なぜ、お米だったのでしょうか
今の時代に生きる私たちだから知っていて欲しい、「お米」のあれこれ

知れば、もっと「お米」が好きになりますよ(^^♪

◎講師メッセージ

日本人の主食がお米であるわけを、いろんな角度からお伝えしたいと思っております。
一番身近な食べ物なのに、意外と知らないお米の真実をじっくり紐解きます。

◎講師プロフィール
　長田竜太（おさだりゅうた）さん

(株)日本キヌカ　代表取締役社長

1964年小松市に農家５代目として生まれる。
農林水産省農業者大学校卒業後「おさだ農場」でパソコン簿記を導入し、農業に勤しむ。

食と健康へのこだわりから有機質肥料100％のコメ作りを行い、補助金に依存しない完全無借金経営を実践。

1996年、コメ糠の有効利用に注目して「㈲ライスクリエイト」を設立。
特許流通促進事業の国内第1号として国と国有特許実施契約を締結。「玄米ギャバ液」「玄米ギャバ微粉末」を発売。

2006年、「日本キヌカ株式会社」を設立。
お米から生まれた自然塗料キヌカが第4回エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞受賞。

DIYホームセンターショー「人と環境にやさしい商品」部門で2年連続金賞受賞。
週に2回は石川と東京を往復する生活を送りつつ、いまでも6ヘクタールの田んぼを耕している。

☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　

《イベント後記》

まず、本を読んだ。会ってみた。昨日、話を聴いて思った。

長田竜太(おさだりゅうた）さん「(株)日本キヌカ　代表取締役社長」は、当たり前を信じない
当たり前を疑ってかかり、自らの心で真理と道理を拾い上げるひとだ。

なぜに日本では昔から「米」が主食だったか
種やらGABAやら治水やらいろんな例を挙げてお話してくれました。

で、思った…私たち、知らなさすぎじゃないか?!　コメのこと！

例えば、コメの成分が、日本人の気質を育ててきたこと

白米を食べるようになってから、「切れる」日本人が増えたこと

島国日本、急流河川、水田があることが必然の日本の土壌のこと

ご飯は「朝」炊いて（ホカホカご飯）

昼夜は冷飯にすると、太らない便秘知らずの身体になるんだとか

精神安定成分「GABA」を効果的に摂るには、炊飯器にご飯を仕掛けて４時間後にスイッチオンがいいとか

聞いてると、単に気分で「コメ離れ」は、ちょっと待った！と思う

サプリや代替食品、そりゃ巷に溢れてる
かく云う私もD●C愛好者（否定はしない…ｗ）

でもね、日本人のDNAにマッチする食材が目の前にある！
それはすぐに手に入るし、市場から消えることもない

お米のこと、ちゃんと知ればちゃんと食べたいと思う
だって自分たちのご先祖が選択して残してきた食材だもの

長田さんの望む未来はどこにあるのか

日本の食を変えてしまった私たち
寿命が延びた分、薬やベッドの数も増えているのが現状だろう

長田さんは、近隣の小学校での田植えや稲刈り体験にも関わってきた。
ここに座学を加えたいが、授業の枠がなくなってきているという。

今のままでは、子供たちも迷走してしまう
そこにある危機を感じるからではないだろうか

長田さんの言葉は常に熱を帯びる。
日本の農業と子供たちの未来を見据えて、溢れる想いは止まらない！

まさに眠れぬドラゴン！「長田竜太」（失礼）
その勢いのままに、これからの活躍が楽しみです。

ありがとうございました！

長田さんが代表を務めている(株)日本キヌカのＨＰです。
自然塗料に関心のあるから、覗いてみてくださいね
　　　↓
http://www.kinuka.co.jp/