2019/08/09

『ブッダと歎異抄から学ぶ「幸福論」』

☆Dream Night in 我楽 Vol234☆


仏教の書物の中で
もっとも多く読まれた古典が「歎異抄」です

本当の幸せとは何か…
なぜ生きるのか…


その答えを探しに来ませんか？
歎異抄に造詣の深い仏教講師「小川 由佳」さんのお話です


◎講師メッセージ

誰もが、しあわせを求めて生きています。

１７世紀、フランスの哲学者・パスカルも、「すべての人が、幸福になることを求めている。

そこには例外はない。

どれほど異なる方法を用いようと、みながその目的に向かっている」と言いました。

人は皆、しあわせを求め、苦しみを厭うています。

しかし、何を手にしても、どんな経験をしてみても、心の底からの安心満足はなく、しあわせだなぁという実感がないのが、正直なところではないでしょうか。

幸せとは何なのでしょう？

「本当の幸せ」とは、どんなことを言うのでしょう。

そんな疑問に答えられ、差別なくすべての人が、真の幸せになれる道を説き明かされたのが仏教です。

その真髄は、『歎異抄』の美文にも込められています。

ブッダと『歎異抄』から、幸福について学びたいと思います。


◎講師プロフィール
小川 由佳 さん

1980年　大分出身、広島育ち。

仏教の講師（専門：浄土真宗）となり、１２年 経ちます。

石川、富山、福井、新潟、愛媛、島根、福岡、千葉などなど、全国各地をめぐり、講演活動をしてきました。

一度切りの人生、後悔したくない。
そのためには何をすればいいんだろ？

どこに向かって生きればいい？
こんなことを中学・高校時代から悩んでいました。

大学に入り、仏教に出会って、この問いに、ブッダが明確に答えを示されていることを知りました。

何のために生まれてきたの？
何のために生きてるの？

苦しくとも、生きねばならない理由は？

「なぜ生きる」
このビッグテーマにズバリ、答えられているのが、仏教です。
ブッダの教えの真髄を届けたいと思っています。


【これまでの講演テーマ】
・なぜ生きる
・命の尊厳
・運命の仕組み
・人間とは、私とは何か
・死生学
・幸福論
・幸せの種まき　などなど


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《 イベント後記 》



「仏教」の話は、学校では教えてくれませんね（例外もありですが）
私がお釈迦様のことをまともに知ったのは、手塚治虫の「ブッダ」から♬

昨夜は、仏教講師「 小川 由佳」さんの講義でした。
まずは「幸福論」に至るために、お釈迦様の苦悩の日々をおさらいしました。

インドの王族の王子として生まれ、何不自由なく育てられたけれど
「金・財・才・学・妻・子・地・名」

この世のありとあらゆるものを手に入れてなお、湧きおこる疑問
「なぜ人は死ぬのか」「同じ人間なのになぜ身分があるのか」

城を出て、修行の旅をし、悟りを開いた彼はブッダとなりました。
人々を諭し、共に悩み苦しみながら生きたのですが…

このブッダの教え（仏教）を、親鸞聖人は浄土真宗として広めました。
その聖人の言葉が記されている有名な古典が「歎異抄」です。

辿り着いたのは「摂取不捨の利益」
「絶対の幸福」などないと云う人たちをも見捨てることなく救ってくれる

有難―い言葉だということはわかりますが、まだまだ腑に落ちません(汗)
映画も観ましたが、着地点がなかなか見つけられなかった。

鎌倉時代に作られた思想が、現代人の心をも惹きつけてやまないのはなぜか
それだけ深いから？ 死ぬまでに超一マジメに読んでみたいものです。

で、私が勝手に導き出した答えは
人間に生まれて良かった、生きていてよかったと思う人生を歩むこと

仏教は、生きた人に生きた教えを説かれたもの
いつかきっと、まだ見えない答えに行きつく日がくると思っています。

「歎異抄をひらく」の作者は、小川さんのお師匠さんだそうです。
アニメ化された映画が、全国を巡回中（石川県での上映は終了）

今、お隣の高岡市で上映中、９月には、福井でも上映されます。
https://tannisho.jp/theater/

悔いのない人生とは？　何のために生きるのか？

学生時代からの問いに答えをくれたのが仏教だったのだと、小川さん！
これからもブッダが教える「幸福論」を届けてくれますよ♪

講師の依頼等、お気軽にお尋ねください
ありがとうございました！


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