「たま山歩/未踏の山道をもとめて~」
【白兀山(しらはげやま)】標高 896m
医王山(いおうぜん)の峰の一つ
医王山とは山塊の総称で
石川県側では普段「白兀山」を医王山と言っています
(医王山は日本三百名山/花の百名山)
山頂にはお堂と展望台があり
この展望台からは360度周りが見渡せます
山岳会の大先輩Kさんからお誘いいただました
-医王山行ってみますか?-
行きます! 行きたーい!
金沢市民に愛されるソウルマウンテン「医王山」
別に避けていたわけではなく
I LOVE 💓 HAKUSAN!
主舞台が白山麓だったので
足を向けることがなかっただけ
でもいつかはこんな日が来る!
とは 思っていたけど
山岳会入ってよかった♪
さて Kさんにとっては「庭」だという医王山
がしかし 最近 知人が道迷いにあって
TV報道にも取り上げられたばかり
遭難者も死亡者もでている侮れない山域
知らないならルートも全てお任せ
(とにかくたくさんのバリエーションルートを持つ山)
私の趣向も体力も知ってるKさんが
ただひとつ言い放ったこと
-沢歩きます-
-カニのヨコバイ歩きます-
-トンビ岩行くよねー?-
ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ー!
受けて立ちます――!
車を「しがらくび」の駐車場に停めて案内板を眺める
この時点でどこをどう行くかの判断は私にはつかない
が
7:50 スタート
すでにKさんは取りついていた!
駐車場のすぐ近く ここが登山口らしい
分岐が多いということでマメにチェック
だから 撮ったのは標識が多め
次来たときのために残しておく
⇨ 白兀山へ
分岐を正面へ
⇨ 大池平へ
かわいい蛇 日向ぼっこしにきた♪
タニウツギがみごと
覗(のぞき)
⇧ 白兀山 大池平へ
フカフカの気持ちのいい道♪
サンカヨウの葉っぱが大きく育っていた
⇨ 白兀山へ
⇧ 白兀・菱広峠 木段を上る
⇨ トンビ岩へ
⇩ 金山峠登山口
上級者向と書かれてある
ここからどんどん下降していく
途中 緑色した石が目立つ
大昔 ここらは海底だったらしいから
これは 緑色凝灰岩(グリーンタフ)かな
沢に下り立った
石の上を注意深く渡る
川の水量が多ければ想定していたルートも変わる
計算しながら進んでいる
Kさん スゴッ!
対岸へ どうやら 沢歩き 終了!
ここから登り?
カニノヨコバイ
ストックも収納
つかめるものは何でもつかみながら
(といっても草木しかないけど)
進む
上る
この辺りで行方不明になられた方がいたとか
気が抜けないところ
⇨ 三蛇ヶ滝へ
幅が広くて歩き良かった坂
下ってる途中に シライトソウ♪
三蛇ヶ滝
マイナスイオンが気持ちいいー♪
見ごたえもあって息つけました♪
名の由来は 滝が三段になっているからだとか
豊吉川(とよよしがわ)から約20m落ち
分岐を戻って
大池
鏡のような水面のきらめきに息を呑む!
美しすぎ♪
視線を上に移せば
トンビ岩がみえる 最高のロケーション♪
ここからは 120mあるそう
池の前には
休憩所
この辺り一帯が 大池平か
ルート拡大図
手のひらのようなりっぱな枝ぶりの
とても大きな樹がありました(欅?)
Kさん 先を急ぎます💦
大池にもさようなら 次のステージへ
来た道を滝に向かって少し戻ると
⇨ 鳶(トンビ)岩・国見
標識が「立って」ないのでわかりにくい分岐
⇨ トンビ岩 経由 白兀山(難路)
ユニークな葉っぱ♪
トンビ岩下に到着
(最大斜度40度の鎖場/長さ約100m)
数人の若者がすでに取り付いてました
躊躇なく登る先輩のあとにつづきます
近すぎる目の前の鎖と石を見ているとワクワク♪
先を行くKさんが撮影してくれたもの
斜度は45度だそうです
足場も手掛かりもちょうどいいところに有るので
落ち着いて登れば大丈夫です
(高所恐怖症の人は問題外)
ときどき後ろ(というか下も)を
振り返り すぐ後悔する
怖いです!
上るのはいいけど 下るもんじゃないらしい
前(上)だけを見てひたすら進むことに集中
岩萌え
これも
で 着いた!
トンビ岩
岩の形が鳥のトビのくちばしに似ている
ということでついたそうですが
私には ゴジラに見える
(手前にワンコ)
医王山の表層は火砕流や火山灰・溶岩流など
褶曲や節理を見ているとトキメキます♪
ちょっと離れて(上がって)観る景色がサイコー!
ゴゼンタチバナ
チゴユリ
薬草がよく採れた山らしく
ホント 花の種類は多いと感じた♪
今回の山行のハイライトも終え
花を愛でながらいい気分で歩いていたら
目の前に現れた
急登 ここはきつかったー
でもガンバッタあとにはご褒美が待ってる…はず
展望スペースに到着(白山チラリ)
眼下には2つのうねり
かつて火山だったキゴ山と戸室山
を 前にしながらのランチする若者
いいなぁー風景も人も♪
私たちもここでご飯を食べて移動
12:15 白兀山(標高 896m) 山頂到着
ハゲ(兀)だなんてよくつけたもんだと思ったけど
岩が露出して草木が生えないからついた名だそうで
でも周囲には緑がいっぱいあったなー
御堂の後ろにある 展望台 からは360度見渡せるらしいけど
なぜか登りたいと思わなかった
(さっきの休憩でお腹も気持ちもご馳走さま状態w)
山頂も極めたしここからは下山の一途
浪漫チック♬ な名前が付いた
⇨ 夕霧峠へ
今日 走ってきた道
ギンリョウソウ
名前が…
蛇尾山(だおやま)標高920m
ここにもピークが!
医王山で二番目に高い山だそうです
樹林帯を下ります
ここも登山口のひとつなんだ
菱広峠というのは夕霧峠のことらしい
この前を通る車道を歩いていくと
13:10 夕霧峠 展望台到着
砺波平野? そうかここは
イオックス・アローザスキー場のリフト頂上
なぁる
ここから 奥医王山 に行けるのかー
ここまで車で来て山頂を目指すこともできるんやね
-今日は行かなくていいよね?-
と Kさんが聞いたのでお友だちと二人
-ハイ!-
ホントに 十分に贅沢な体験ができたから
Kさん!ありがとうございます!
30分ほど林道を歩いて しがらくびPに到着
登山コースがたくさんあることがよくわかりました
事前のコースチェック大事ですねー
また来ます!
不完全な記録だけど忘れないために
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