「たま山歩/未踏の山道をもとめて」
次郎笈山頂から見る剣山と稜線🎵
【剣 山(つるぎさん)】(標高1,955m)
別名-太郎笈(たろうぎゅう)
日本百名山
徳島県の三好市/美馬市/那賀郡那賀町の境に位置し
西日本では「石鎚山(いしづちさん)」に次ぐ第2の高峰
頂上からの展望がすばらしく
南西には次郎笈(じろうぎゅう)
その尾根のさらに西には丸石山・白髪山(しらがやま)
三嶺(みうね)と すばらしい縦走路がつづく
山岳信仰の山でもある
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
<吉方取り>で 四国へ山旅にでた
(10月は「南西」か「北東」)
5月に山陰方面を旅したときから
秋は四国と決めていて
それは「石鎚山」への憧れが大きかったから
で せっかく行くなら一座ではもったいない
もう一座 どこがいいかと探したところ
西日本で2番目に高い山があると知り
それが 剣山だった
観光地化されてるというが
それって ある意味 安全な山だということ
500kmも駆けて 辿り着いて
人がいないとか 情報ないとかで 不安になるのは避けたい
(前回 美濃禅定道での学び💦)
人は ストレスにならん程度に(むしろ)いて欲しい
(でた!我がまま!w)
スポーツの日(10/12)を含む三連休
紅葉を観に山好きが大挙する時期
天気も問題ないので この最終日(12日)に決めた!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
前日(11日)18時過ぎ
徳島自動車道/美馬(みま)ICで降り
道の駅で一夜を過ごそうと一旦は寝に入ったが
夜中の1時に覚醒してしまい
酷道を覚悟で深夜のドライブを決意!
登山口のある 見ノ越駐車場までは 国道438号線を使う
所要時間:約1時間18分/43km かー
googoleナビ 頼りにしてます!
1:50 走行前のルーティーン
コンビニでコーヒーを買い 気持ちを整える
(👇 車に固定したカメラで撮影)
人里を抜け山中へ入ると予想通りの狭小道多し
でも 対向車も 後続車もないので
マイペースで走ることができた
併走するのは川の音だけ
ときおり タヌキか何かが 道路を横切った
路肩にたたずむ 鹿も見た
なんだか 嬉しくなった♪
気は抜けないけど 不安はさほどなく
3時過ぎ 見ノ越駐車場に着いた
ライトに浮かび上がった登山口表示に安堵する
そろそろとまっすぐ入っていくと
屋根付きの駐車場があり
空きスペースが見えたので進入し収まる
エンジンを切って灯りを消しホッと一息
車に目隠しをしてもうひと寝入りzzz
朝6時のリフト乗場(見ノ越駅)
降り場の西島駅まで15分で行けるけど
これには乗らない(トイレを借りるだけ)
動き出すのは8時から
手前の赤い登り旗をみたら 夜中の鹿を思い出す
ここらは 生息数が多そうだ
支度を整え登山口へ向かう
屋根下の駐車場はほぼ満車にみえた
バスの降車場のトイレ
左に見えるトンネルはもう一本の438号線の道
ツアーバスなどはここを通ってきそう
剣山国定公園の山々と谷と川と動植物を見に🎵

6:20 剣山登山口からスタート
徒歩でも50分なら 歩かないのはもったいない
石段を登り切ると
劒神社(標高約1,420m)
ここ 剣山の中腹(見ノ越)に鎮座
道中の安全を祈願 よろしくお願いします
神社右手に進むと
登山道入口
気温は16℃ 快適 メチャメチャ清々しい🎵
祠と石仏
陽が差してくる いい予感しかしない♪
リフトの下のトンネル 若い人が多いような
おっきな切株の上に“祈り”
大丈夫 よく整備されてる(笑)
まったりした苔の質感に暫し立ち尽くす🎵
霊力がありそうな岩
樹林を抜けると山頂が⁈ でもガスっぽい
野営もできるんだ・・
7:00 西島駅(標高1,750m)
この鳥居の下の道が「大劔道コース」
「大劔神社」へ行けるらしい
右は遊歩道かな わたしはどちらへも行かず
リフト建屋横にあるここから「尾根道コース」へ
朝焼けがきれい🎵
刀掛の松
安徳天皇が従者の持つ宝剣を松の枝に掛けて休んだ
という伝承が残されているところ
「源流」という文字を見ると反応してしまう💦(笑)
右が大劔神社へ行ける道
わたしは まっすぐ
石に注目
ふっかふか♪ 分厚い苔の感触が気持ちイー💓
作業中? 取り残された?(笑)
石と草木と苔と空間のバランスがよくて
日本庭園のように見えた一画♪
剣山 登山道案内図
ポイントごとに立ててあって親切♪
劒山 本宮鳥居
ここで大劔神社を通って上がってくる道と合流
剣山頂上ヒュッテ
劒山 本宮 宝蔵石神社
御祭神は
安徳天皇/大山祗命(おおやまつみのみこと)
背後には 宝蔵石?! お参りだけして階段を上がると
ガッスガスだった!
右と左 どっちに行く? なんとなく右へ
案内図を見ると 周回できるようになってる
山頂にも行けるはず GO!
7:43 剣山(1,955m)到着
うーん 微妙 残念だ
背景まっ白 風は強いし “落胆の図” 💦
はぁーと またも ため息
晴れ☀だと言ってたじゃないかー!
神さま またもイジワルするかー(泣)
本州からはるばるやってきて このまま帰るなんて
四国 二度と来たくなくなるわー!
と 心折れかけてたら
登山口からちょいちょい見かけてた女性が
先を歩いていくのが見えた
“えっ 次郎笈へ行くんだ ?!”
と思ったら 自然と足が彼女を追っていた
そして そのあと
奇跡が?!
起きたー!
よかった♪見捨てられてなかった💦
神さま ありがとうございます♪
これです!これこれ!
この美しいトレイルを見たかった!
【次郎笈(じろうぎゅう)】(標高1,930m)
四国百名山
隣接する剣山(太郎笈)と
一対の兄弟峰をなす西日本屈指の高峰
※「笈(ぎゅう / おいずる)」の意味
修行僧や山伏が
仏具/経典/衣類などを入れて背負う
箱状の道具を「笈(おい)」という
修験道の行場であったことから
仏教用語や俗称として 山を「笈(ぎゅう)」と
呼ぶようになったとされている
ここは 3億年前は海の底だった⁈
にしても 惚れ惚れする稜線♪
8:30 次郎笈 (標高1930m)到着!
人がたっくさんいて
皆 それぞれのもぐもぐタイム
わたしは ただただ
360°の大パノラマに見惚れていた💓
今 歩いて来た稜線と剣山
どこも尖がってないのに剣山っておもしろい
岩場もないし 山容もなだらかだし
南東の峰々 剣山地が広がる
西の方向 どの山もなだらか
剣山に戻る途中
丸石山(2200m)への分岐
剣山へ
笹原の底から見上げる
まっすぐ行けば山頂に直で行けるけど
途中で左に流れる水平道を歩いてみたい♪
分岐 敢えて遠回り♪
これが見たかった♪ 秋全開!
ふりかえると 次郎笈が・・
再び 山頂へ
いいなぁ~次郎笈♪
山頂に戻る! やっぱ晴れがいいー♪
高山植物を守るためにつくられたという遊歩道
これが ミヤマクマザサ
「平家ノ馬場」とも言われている笹原
平安時代末期に隆盛を極めた平家の一族が
この地に落ち延びたとの伝説がある
きれいに整えられて
ホントここのササはお行儀がいい(笑)
見るからにりっぱな公衆トイレ
ぐるりと廻ってきた先に 見えてきたのが
宝蔵石(ほうぞうせき)
源平の戦いに破れた平家の一行が
安徳天皇と共に劔山に逃れてきた際
安徳天皇の宝剣を納めたという巨大な磐座(いわくら)
これも石灰岩
まちがいなくパワーストーンでしょ!
ヒュッテで 剣山と次郎笈のバッジを買い
大劔神社へ行けるコースで下山
樹林帯はエモい雰囲気ー♪
ドデカイ石が見えてきたと思ったら
御塔石(おとうせき)
大劔神社の御神体の大石
そびえ立つ姿が勇ましいというか凛々しい
隣の石にも 圧倒される 少し下ると
大劔神社 (1,810m)
御祭神:素戔嗚尊(すサのおのみこと)
安徳天皇/大山祗命(おおやまつみのみこと)
天地一切の悪縁を断ち
現生最高の良縁を結ぶ
そんな神社らしい
“断ちたい縁” は 今んとこないかなー
ここでいう“良い縁”とは
“新しく結ぶ縁” のことなのか
最高というからには“ひとつ”しかないわけで
それはすでに手に入れてるのか未だなのか?
どっちなん?! まぁよいわ・・
そそり立つ御塔石の圧が凄すぎる!
エネルギーはしっかり頂きました♪
この樹も何か “もってる” のを感じた
西島駅が見える その向こうの御山もステキ♪
そのからくりがこれか なるほど・・
亜寒帯植物ね 四国には珍しいんだ?!
そんな貴重な森に癒されながら歩ける幸せ🎵
分岐のある西島駅に戻ってきた
見納め剣山 朝とは全然違うw
大樹も多い森 ホント気持ちのいい山歩
見えてきたのは 駐車場 この下にマイカー有
劔神社に貼ってあったもの
何気に読んでしまった
今 心に響いたのは・・
機会が人を見捨てるより 人が機会を失する方が多い
チコちゃん(NHK)じゃなけど
ボーっと生きてちゃいかん!と感じ入る
もうすぐ終わり
11:05 終了 佳き御山でありました♪
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
登山のあとは温泉!
チェックをいれてた「大歩危(おおぼけ)温泉」までは
国道439号線で1時間半ほどかかる
昼近い時間になり 駐車場には車が押し寄せ
出入口では渋滞ができていた
これは日本国中どこへ行っても変わんない
そしてやはり“だから”休日はおそろしー💦
「439号」へ曲がる道が見えず
一度「438号」へ出てしまった!
すぐにまちがいに気づきUターンして
必死な形相で車を捌くおっちゃんに
“大歩危に行きたい!”と云うと
目の前の細い道を指さして教えてくれた
道沿いには デッカイ駐車場があった それが
ここでいちばん大きな(200台ほど?)
見ノ越第一駐車場(無料)
そしてこの「439号線」は
「438号」以上の「酷道」だった
すれ違いが難しい箇所が多すぎ
対向車はわかってて 先に止まってくれて
何度 頭を下げたことだろう
路面はしっかりしてるのに酷道とは
軽バンでよかったー
そして 徳島に来て何度も見た特異な光景がこれだ
山の斜面に 集落ができてる ⁈
もっと高いところにもあった!
それこそ「天空」といっていいほどの高さに!
ここは 「三好ジオパーク」のエリア
HPで調べてみた
泥質片岩などの剥がれやすい岩石や
急峻な地形が要因となって 地すべりが起こる
地すべりが起こったところは
周りの斜面と比べて緩やかで
湧水が出る箇所もある
それなら人も住める!ってことで
何万年も前の地滑りの跡地に
人びとは集落をつくり暮らしてきた
この景観は だから・・文化なんだな
・・・・・
文化は美しい
でも 自然災害は起こる
むずかしいね
<〆の湯>
到着
剣山国定公園内の奇勝『大歩危・小歩危』にあり
大自然に面した大浴場からは
小歩危峡や日本一の激流とも言われる吉野川が一望できる
日帰り入浴客は建物裏手の駐車場にとめて受付へ
4階までエレベーターで上り
渓谷を眺めながらお湯に浸かれます♪
大浴場から見えた「祖谷渓」(いやけい)の渓谷美♪
美しさは格別だった!
道中何度も目にする三文字「大・歩・危」
これは「お・お・ぼ・け」と読む
※「ホケ」という言葉は
古語で “川沿いの断崖絶壁” という意味だそう
たしかにここまでの道中もスリリングだった!
超ー険しい土地/超ー険しい渓谷
「祖谷川(いやがわ)」「吉野川」
もっと知りたい!
今回は 山行をメインにしたので
ジオパークをあまり調べて来なかった
ここに来てそれを激しく後悔した💦
次回はぜったいジオスポットを巡りたい!
天空の集落にも行ってみたい!
「三好ジオパーク」に 期待MAX!
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