2026/10/20

TAMA-SANPO-116~四国吉方位山旅!/剣山-次郎笈(徳島)🎵~2026.10.12

 「たま山歩/未踏の山道をもとめて」

次郎笈山頂から見る剣山と稜線🎵

【剣 山(つるぎさん)】(標高1,955m)
別名-太郎笈(たろうぎゅう)
日本百名山

徳島県の三好市/美馬市/那賀郡那賀町の境に位置し
西日本では「石鎚山(いしづちさん)」に次ぐ第2の高峰

頂上からの展望がすばらしく

南西には次郎笈(じろうぎゅう)
その尾根のさらに西には丸石山・白髪山(しらがやま)
三嶺(みうね)と すばらしい縦走路がつづく

山岳信仰の山でもある

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

<吉方取り>で 四国へ山旅にでた
(10月は「南西」か「北東」)

5月に山陰方面を旅したときから
秋は四国と決めていて

それは「石鎚山」への憧れが大きかったから
で せっかく行くなら一座ではもったいない

もう一座 どこがいいかと探したところ
西日本で2番目に高い山があると知り

それが 剣山だった

観光地化されてるというが
それって ある意味 安全な山だということ

500kmも駆けて 辿り着いて
人がいないとか 情報ないとかで 不安になるのは避けたい
(前回 美濃禅定道での学び💦)

人は ストレスにならん程度に(むしろ)いて欲しい
(でた!我がまま!w)

スポーツの日(10/12)を含む三連休
紅葉を観に山好きが大挙する時期

天気も問題ないので この最終日(12日)に決めた!


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


前日(11日)18時過ぎ

徳島自動車道/美馬(みま)ICで降り
道の駅で一夜を過ごそうと一旦は寝に入ったが

夜中の1時に覚醒してしまい
酷道を覚悟で深夜のドライブを決意!



登山口のある 見ノ越駐車場までは 国道438号線を使う
所要時間:約1時間18分/43km かー

googoleナビ 頼りにしてます!



1:50 走行前のルーティーン
コンビニでコーヒーを買い 気持ちを整える

(👇 車に固定したカメラで撮影)


人里を抜け山中へ入ると予想通りの狭小道多し

でも 対向車も 後続車もないので
マイペースで走ることができた

併走するのは川の音だけ

ときおり タヌキか何かが 道路を横切った
路肩にたたずむ 鹿も見た

なんだか 嬉しくなった♪

気は抜けないけど 不安はさほどなく



3時過ぎ 見ノ越駐車場に着いた
ライトに浮かび上がった登山口表示に安堵する

そろそろとまっすぐ入っていくと

屋根付きの駐車場があり
空きスペースが見えたので進入し収まる

エンジンを切って灯りを消しホッと一息
車に目隠しをしてもうひと寝入りzzz



朝6時のリフト乗場(見ノ越駅)

降り場の西島駅まで15分で行けるけど
これには乗らない(トイレを借りるだけ)

動き出すのは8時から

手前の赤い登り旗をみたら 夜中の鹿を思い出す
ここらは 生息数が多そうだ



支度を整え登山口へ向かう
屋根下の駐車場はほぼ満車にみえた



バスの降車場のトイレ
左に見えるトンネルはもう一本の438号線の道

ツアーバスなどはここを通ってきそう



剣山国定公園の山々と谷と川と動植物を見に🎵



6:20 剣山登山口からスタート

徒歩でも50分なら 歩かないのはもったいない
石段を登り切ると



劒神社(標高約1,420m)

ここ 剣山の中腹(見ノ越)に鎮座
道中の安全を祈願 よろしくお願いします

神社右手に進むと


登山道入口


気温は16℃ 快適 メチャメチャ清々しい🎵


祠と石仏


陽が差してくる いい予感しかしない♪


リフトの下のトンネル 若い人が多いような


おっきな切株の上に“祈り”


大丈夫 よく整備されてる(笑)


まったりした苔の質感に暫し立ち尽くす🎵


霊力がありそうな岩


樹林を抜けると山頂が⁈ でもガスっぽい


野営もできるんだ・・


7:00 西島駅(標高1,750m)


この鳥居の下の道が「大劔道コース」

「大劔神社」へ行けるらしい
右は遊歩道かな わたしはどちらへも行かず



リフト建屋横にあるここから「尾根道コース」へ


朝焼けがきれい🎵


刀掛の松

安徳天皇が従者の持つ宝剣を松の枝に掛けて休んだ
という伝承が残されているところ


「源流」という文字を見ると反応してしまう💦(笑)


右が大劔神社へ行ける道
わたしは まっすぐ


石に注目


ふっかふか♪ 分厚い苔の感触が気持ちイー💓


作業中? 取り残された?(笑)


石と草木と苔と空間のバランスがよくて
日本庭園のように見えた一画♪



剣山 登山道案内図
ポイントごとに立ててあって親切♪



劒山 本宮鳥居
ここで大劔神社を通って上がってくる道と合流


剣山頂上ヒュッテ


劒山 本宮 宝蔵石神社

御祭神は
安徳天皇/大山祗命(おおやまつみのみこと)
背後には 宝蔵石?! お参りだけして階段を上がると



ガッスガスだった!
右と左 どっちに行く? なんとなく右へ


案内図を見ると 周回できるようになってる


山頂にも行けるはず GO!


7:43 剣山(1,955m)到着

うーん 微妙 残念だ



背景まっ白 風は強いし “落胆の図” 💦

はぁーと またも ため息
晴れ☀だと言ってたじゃないかー!

神さま またもイジワルするかー(泣)

本州からはるばるやってきて このまま帰るなんて
四国 二度と来たくなくなるわー!

と 心折れかけてたら
登山口からちょいちょい見かけてた女性が

先を歩いていくのが見えた



“えっ 次郎笈へ行くんだ ?!”

と思ったら 自然と足が彼女を追っていた
そして そのあと



 奇跡が?!


起きたー!

よかった♪見捨てられてなかった💦
神さま ありがとうございます♪

これです!これこれ!
この美しいトレイルを見たかった!



【次郎笈(じろうぎゅう)】(標高1,930m)
四国百名山

隣接する剣山(太郎笈)と
一対の兄弟峰をなす西日本屈指の高峰

※「笈(ぎゅう / おいずる)」の意味

修行僧や山伏が
仏具/経典/衣類などを入れて背負う
箱状の道具を「笈(おい)」という

修験道の行場であったことから
仏教用語や俗称として 山を「笈(ぎゅう)」と
呼ぶようになったとされている


手前の白い石は 石灰岩
ここは 3億年前は海の底だった⁈

にしても 惚れ惚れする稜線♪



ここらは底あたり

笹原の合間に白い石灰岩が露出している
カルスト地形みたい



滑らかな山容 どこまでも気持ち良すぎる♪


山頂に近づくと急登もチラホラあるけど


あと少し


8:30 次郎笈 (標高1930m)到着!

人がたっくさんいて
皆 それぞれのもぐもぐタイム

わたしは ただただ
360°の大パノラマに見惚れていた💓



今 歩いて来た稜線と剣山

どこも尖がってないのに剣山っておもしろい
岩場もないし 山容もなだらかだし



南東の峰々 剣山地が広がる


西の方向 どの山もなだらか


剣山に戻る途中
丸石山(2200m)への分岐


剣山へ


笹原の底から見上げる
まっすぐ行けば山頂に直で行けるけど

途中で左に流れる水平道を歩いてみたい♪



分岐 敢えて遠回り♪


これが見たかった♪ 秋全開!


ふりかえると 次郎笈が・・


再び 山頂へ


いいなぁ~次郎笈♪


山頂に戻る! やっぱ晴れがいいー♪


高山植物を守るためにつくられたという遊歩道


これが ミヤマクマザサ 
「平家ノ馬場」とも言われている笹原

平安時代末期に隆盛を極めた平家の一族が
この地に落ち延びたとの伝説がある

きれいに整えられて
ホントここのササはお行儀がいい(笑)



見るからにりっぱな公衆トイレ


ぐるりと廻ってきた先に 見えてきたのが


宝蔵石(ほうぞうせき)

源平の戦いに破れた平家の一行が
安徳天皇と共に劔山に逃れてきた際

安徳天皇の宝剣を納めたという巨大な磐座(いわくら)

これも石灰岩
まちがいなくパワーストーンでしょ!



劔山本宮宝蔵石神社

御神体である 宝蔵石がうしろに見える

山頂に戻ったのはここで
 “御朱印” をいただきたかったから



御朱印は紙しかなく でも5種類もあった
チョイスしたのはスタンダードなタイプ🎵



ヒュッテで 剣山と次郎笈のバッジを買い


大劔神社へ行けるコースで下山


樹林帯はエモい雰囲気ー♪


ドデカイ石が見えてきたと思ったら


御塔石(おとうせき)

大劔神社の御神体の大石
そびえ立つ姿が勇ましいというか凛々しい



隣の石にも 圧倒される 少し下ると


大劔神社 (1,810m)

御祭神:素戔嗚尊(すサのおのみこと)
安徳天皇/大山祗命(おおやまつみのみこと)

天地一切の悪縁を断ち
現生最高の良縁を結ぶ

そんな神社らしい

“断ちたい縁” は 今んとこないかなー

ここでいう“良い縁”とは
 “新しく結ぶ縁” のことなのか

最高というからには“ひとつ”しかないわけで
それはすでに手に入れてるのか未だなのか?

どっちなん?! まぁよいわ・・

そそり立つ御塔石の圧が凄すぎる!
エネルギーはしっかり頂きました♪



この樹も何か “もってる” のを感じた



西島駅が見える その向こうの御山もステキ♪


そのからくりがこれか なるほど・・
亜寒帯植物ね 四国には珍しいんだ?!



そんな貴重な森に癒されながら歩ける幸せ🎵


分岐のある西島駅に戻ってきた


見納め剣山 朝とは全然違うw


大樹も多い森 ホント気持ちのいい山歩


見えてきたのは 駐車場 この下にマイカー有


劔神社に貼ってあったもの

何気に読んでしまった
今 心に響いたのは・・

機会が人を見捨てるより 人が機会を失する方が多い

チコちゃん(NHK)じゃなけど
ボーっと生きてちゃいかん!と感じ入る



もうすぐ終わり


11:05 終了 佳き御山でありました♪


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


登山のあとは温泉!
チェックをいれてた「大歩危(おおぼけ)温泉」までは

国道439号線で1時間半ほどかかる



昼近い時間になり 駐車場には車が押し寄せ
出入口では渋滞ができていた

これは日本国中どこへ行っても変わんない
そしてやはり“だから”休日はおそろしー💦

「439号」へ曲がる道が見えず
一度「438号」へ出てしまった!

すぐにまちがいに気づきUターンして
必死な形相で車を捌くおっちゃんに

“大歩危に行きたい!”と云うと

目の前の細い道を指さして教えてくれた
道沿いには デッカイ駐車場があった それが

ここでいちばん大きな(200台ほど?)


見ノ越第一駐車場(無料)

そしてこの「439号線」は
「438号」以上の「酷道」だった

すれ違いが難しい箇所が多すぎ
対向車はわかってて 先に止まってくれて

何度 頭を下げたことだろう



路面はしっかりしてるのに酷道とは
軽バンでよかったー

そして 徳島に来て何度も見た特異な光景がこれだ



山の斜面に 集落ができてる ⁈

もっと高いところにもあった!
それこそ「天空」といっていいほどの高さに!


ここは 「三好ジオパーク」のエリア
HPで調べてみた

泥質片岩などの剥がれやすい岩石や
急峻な地形が要因となって 地すべりが起こる

地すべりが起こったところは
周りの斜面と比べて緩やかで

湧水が出る箇所もある
それなら人も住める!ってことで

何万年も前の地滑りの跡地に
人びとは集落をつくり暮らしてきた

この景観は だから・・文化なんだな


・・・・・

文化は美しい

でも 自然災害は起こる

むずかしいね


<〆の湯>



到着

剣山国定公園内の奇勝『大歩危・小歩危』にあり

大自然に面した大浴場からは
小歩危峡や日本一の激流とも言われる吉野川が一望できる

日帰り入浴客は建物裏手の駐車場にとめて受付へ
4階までエレベーターで上り

渓谷を眺めながらお湯に浸かれます♪



大浴場から見えた「祖谷渓」(いやけい)の渓谷美♪


美しさは格別だった!


道中何度も目にする三文字「大・歩・危」
これは「お・お・ぼ・け」と読む

※「ホケ」という言葉は
 古語で “川沿いの断崖絶壁” という意味だそう

たしかにここまでの道中もスリリングだった!
超ー険しい土地/超ー険しい渓谷

「祖谷川(いやがわ)」「吉野川」
もっと知りたい!

今回は 山行をメインにしたので
ジオパークをあまり調べて来なかった

ここに来てそれを激しく後悔した💦

次回はぜったいジオスポットを巡りたい!
天空の集落にも行ってみたい!

「三好ジオパーク」に 期待MAX!


0 件のコメント:

コメントを投稿