「たま山歩/未踏の山道をもとめて~」
【蛇尾山(だおやま)】標高 920m
今回の到達点です
医王山で二番目に高い山だそうです
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
医王山といえばKさん♪
またまたお誘いいただきました♪
-北陸に住んでるなら雪を楽しまなくちゃね🎵-
楽しむ?雪を?
寒いの 嫌い!
雪焼け 怖い!
なにより 装備に金かかる?!
と 冬山行かない理由はいくらでも出てくるが
今年は山岳会に入ってることだし
雪山講習会まで受けて
「行かない」選択はありえんようにも思う
・・・・・・
タイミングが良いというのか何なのか
コロナまんぼう発令で自粛に入った日
でもあったから店は閉めるし
天気も崩れることないみたいし(予報は曇り)
しかーし 雪山といえば
それなりの装備がないと歩けんでしょ
スノーシューだけはもってるけど
小回り利かす自信ないし
冬用のアウター(ハードシェル)もってないし
あと一度しか使ったことない
4本爪軽アイゼンのみ
-スキー装備ならあるんですけど-
というと Kさん
-それでいいよ アイゼンもカンジキも貸してあげる-
ときた
行けない理由がなくなった…💦
医王山は未だに未知のエリア
ただ助手席の窓から医王山スキー場が
見えたときは心が逸った!
以前通ったときは全然気づかなかった💦
スキー場が後方に流れていくのを見送ったすぐあと
車はこの☟写真近くの駐車スペースに止まった
県道209号線(写真は帰りに撮ったもの)
に 並行に走る林道
たしか前回もここから進入したはずだけど
すっかり忘れている💦
駐車スペースには雪で埋没しかけたトイレあり
きれいとは言えなかったが済ますものを済ませ
スノーシューズを履き
スキー用ストックを持って
歩き始めた
周りは白一色 空も鈍色
今日は iPhoneカメラの出番は少なそうだ
と 俯きながら歩いていると
軽く雪崩れてる斜面にでくわして面食らう
雪山講習会で
ビーコンの説明を受けたことを思い出す
危険を考え始めたらきりがない
これは行かない理由になるな…
と 思ってしまったらそこまで
まだまだ愉しい気分には程遠かった
-ここは池だから入っちゃだめだよー
ふいにKさんが言ったので顔を上げると
雪で凍ったらしい広々した空間
右側には雪をかぶった小屋の屋根
医王の里オートキャンプ場だとあとでわかった
道らしき道を歩くのはここまで
これから先は完全なる山歩き
どんな道かと危惧してたけど
細いながらもスノーブーツでいける
気がつけば 風もなく音もなく
陽の光が木立の間に差し込んで
良い感じの空気感🎵
先を行くKさんが頼もしい
右手に見えてきた建物は
初めましての 西尾平休憩所
前進あるのみ だけど
そろそろ急坂に取り付いていくらしく
お待ちかねの「軽・アイゼン」装着🎵
Kさん「軽」を力説 ここ大事らしい…💦
チェーンアイゼンも軽アイゼンであってアイゼンでなし
アイゼンと呼べるのは10本爪と12本爪
前爪が蹴り込めるタイプのもの
で お借りした6本爪
雪が柔らかい低山クラスはこれでOK
チェーンスパイク買おうかな💦
さっそく取り付く!
爪がしっかり利いてて滑る気がしない
おまけにトレース辿るだけなんでらくちん🎵
振り返り
かなり高度上がってきたみたい
キゴ山と戸室山が見えたー♪
Kさん かっこいー💓
ここで初めて
どこを目指していたのかに気付く(笑)
白兀山 到着🎵
写真の山頂表札は
所属する山岳会の方が設置したもの
このときKさんが撮った写真をみた担当さんが
次の日さっそく塗りなおしに行ったらしい!
(スゴイ)
頭だけ出した見晴台
ピンクリボンは直下に
お地蔵さまの祠があることを示しているんだそうです
気持ちのいい日和の中でランチタイム
でも気温が低くてー
熱々をいただくはずのカップ麺も
ふやかしてる間に冷めてしまった💦
時間はまだ12時前
気持ちのいい稜線を歩き始めたら
とんでもないご褒美が!
樹氷ロードが現われたー🎵
美しすぎる エビの尻尾!
寒いわけだわ ここは氷点下の世界
神さま(自然)感謝します🎵
気がつけばKさんの つぼ足跡 しかない雪面
かなり深そう
そういえば カンジキはいつ履くのだろう
と 思っていたら
蛇尾山 到着
樹間を縫って見える砺波平野の眺望が見事🎵
今日はここまで そして
ついにカンジキ装着!
それも前から気になってた 立山カンジキ
このカンジキ 木片の爪がついてるのです
(ちょっと見にくいけど)
つけ方も難しくない
紐は Kさんが付け替えたそうです
さぁさぁ どんな感触かな?
Let's 下山!
スフィンクスw
つぼ足との差は歴然
わざとノートレースを歩きたくなるくらい快適🎵
さくさく降りちゃいます🎵
スケールの大きな ブナの樹林帯
傾斜はあるけど転ぶこともなくスイスイ🎵
愉しー♪
下りきった先は林道でした
昨年5月に初めて医王山に来たときのスタート地点
しがらくび駐車場近く
雪に埋もれた案内板の片鱗が見えます
奥医王山から下りてきた女性と一緒に
暫く歩いたあと なんと!
再び 樹林帯に戻り…💦
アップダウンを繰り返したのち
駐車場まで無事戻ってきました
ゆるり6時間の雪山ハイク
正直…今 自分が怖い
こんなにも気持ちのいい
時間を知ってしまった…
私の脳は もうあの立山カンジキを
買うことに決めているようだ💦
次回のブログは おそらく…
あーマジ やばい!(苦笑)
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