「たま山歩/未踏の山道をもとめて~」
同行してくれた山友さんが撮った一枚
主役は彼方の峰々 …わかってる💦
すばらしい写真🎵
の 一部にしてくれたことに感謝ー💓
2年ぶり 雪の取立山に来ました♪
前に来たときは12月
道路が凍ってて登山口そばの駐車場まで行けず
スタート地点は林道だった
☟
あれが私の
雪山デビューだと思っていたら
とんでもない!
今じゃちょくちょく
山歩に付き合ってもらってる山友Kさん
初めて出会ったのは
このときこの山の山頂だった!
Kさんに云わせたら
-あんなのは雪山とは云わない-
と 一笑に付された💦
それが11日前
このあとマジに冬山道具を選び
少しずつ買い足し
今日の山歩となった
果たして購入した道具たちは
期待通りの仕事をしてくれるだろうか
マンタテックは温かいだろうか
装備選びを
急いでいたのもこの日のためだった
予報は初め悪天候を伝えていたが
2~3日前から風向きが変わってきていた
朝起きがけの空は曇天だったけど
悪い予感はしない
今日デビューする装備品を車に積み込み
期待を胸に家を出た♪
道の駅 しらやまさんで
アスリート系山女🚺Hチャンと乗り合わせ
157号線を福井方向へひた走る
谷峠を越えたら
暫くして 右側に駐車場が見えた
おっと…
ちょっと通り過ぎたけど…セーフ💦
ここで もうひとりの同行者Iさん(🚹)と合流
しかし こんなところに
冬用の駐車場があるなんて知らなかった
けっこう広い
除雪もしっかりされていて楽にとめられた
登山口?は道路の向こう
かんじき以外の準備を済ませ凍った路面を渡った
そこには2m以上の雪の壁が立ち上がっていた
立山かんじきを装着したら
遅めの 9時40分 スタート!
人気の御山だけあって先行者ありの模様
トレースしっかりついててアリガタイ!
アークテリクスに身を包んだHチャンが
似合い過ぎてて見惚れる♪
私はとりあえず
足の下のカンジキに慣れようと必死
キノコの傘のような図に目がテン(笑)
どういう吹付け方をしたら
あんなふうになるんやろか
見覚えのある大看板は
東山いこいの森
そうか ここはキャンプ場だ
いつもなら車で通りすぎる道を行く
が…
どうもこの辺りから不安要素がでてきたみたい
Iさんは気づいていたようだけど
勝手知ったるお庭のような山
ときどきGPS確認をしながら
敢えてトレースをなぞっていった
ホント昨日まで降りつづいた
ドカ雪がウソのような明るさ
針山のような杉林に差し込む光が美しい♪
ときどき柔らかい雪があって
バランスがくずれる
カンジキも踏みそうになるし
ストックも頼りにし過ぎると
身体ごと雪に持ってかれる
因みにストックはスキー用のを持参
傾斜がきついところで樹々は雪に試される
しなやかに受け止める姿が美しいと思う
トレースに誘われるまま
右に左に直登にと雪中を行く3人
樹間を抜けたと思ったのは
空の青さを感じたとき♪
11時頃
青空 気持ち良すぎ♪
雲の変化が愉しくて…♪
アイスクリームみたいな雪面に感動したり♪
ここがいちばんの絶景ポイントかも♪
トレースをつけてくれた先行者
体力ありそうな若い男性2人組と遭遇
雪を掘って壁をつくり休憩されてました
時間は11時半をまわっていたので
ランチタイムかな
お兄さんたち
-じつはルート間違っちゃってー💦-
と 苦笑い
あっ やっぱり と心の中でつぶやく
いえいえ 遠回りしたけど
気持ちよく歩かせてもらってます♪
彼らは
もう少し先まで行ってチカラ尽き
下山するのだと言ってました
チカラ尽きた雪道ってどんなところだろ
まぁ 行けばわかるか♪
斜度はあるけどまだ歩きやすい
トレースついてるし
立山かんじきもちゃんと仕事してくれてる
と
ここで行き止まり?!
彼らがチカラ尽きた場所?
かなりの急坂だし雪も柔らかくて深そう
Iさん 行くようです
チャレンジャーやなー💦💦
腰まである雪を体ごとぶつけて進む!進む!
そのあとをHチャンがつづく
しかし…
Hチャン苦戦!
カンジキが効かないのか
前(上?)に進めず
試せど上れない状態
なので私が2番手になる
頼もしや 立山カンジキの爪はしっかりと
雪に食い込んでくれる
その爪が届く範囲なら
そういえば今日のIサン
確か スノーシュー!
それでこの斜面を上る…それも凄いと思った💦
Hチャン まだコツがつかめないか…
こちらまでハラハラする💦
つま先を蹴り込んだ状態のまま
下方を伺っていたときだった
踏ん張りつづけていた脚に異変が起きた
身に覚えのある嫌ーな感覚
それは大腿四頭筋が痙攣する前兆
やばっ!
と 思う間に脚はいうことをきかなくなり
前を向いて両膝を雪の壁に打ち込んだ
筋肉を休ませたくて
いろんな姿勢をとろうとしたけど
この斜度と狭小地で思うように動けず
-どこまでつづくのだろう-
急に弱気の虫が目覚めてしまい
上を行くIサンをすがるように見上げた
的確な進路を見定めることがむずかしいようで
Iサンも小休止したいようだった
Hチャンは いつのまにか追い付いていて
身体を入れ違えて先に行ってもらった
-大丈夫?-
と Hチャンの優しい言葉
大丈夫かと云われれば大丈夫ではない
そうだ ここは山なのだ
自分の替わりは誰もいない
救いの早道は一刻も早く
平地に降り立つことに思えた
残りのチカラを振り絞って雪の坂を這い上がり
やっと一息ついた
距離にして50mはきただろうか…
見れば見るほど凄いとこ歩いとる 私たち
(痙攣もやむなし?んなーこたーない)
Iサン 凄いわ💦
まだラッセル続けたそうだったけど(笑)
今日はここまで ね
記念撮影🎵
よくガンバリマシタ♪
13時 下山
さぁ 下山もスリル満点(苦笑)
しばらくは足を使って下りていたけど
まだ脚の制御がおぼつかない私はやはり
諦めた これしかない💦
尻滑りしても雪は入ってこなかった
安心のゲーター♪
安心のレインパンツ♪
けど この後 またしても痙攣がぶり返し
久しぶりに「芍薬甘草湯」のお世話になった
5分ほど 放心状態
-お腹が空いたな-
今日はゼリーしか口にしていなかった
信頼の山歩用朝ごはん
(納豆梅干し丸一個入り卵かけご飯)は
今日は食べれず
パンをかじっただけだった
ポカリとクエン酸を調合したドリンクは
ほとんど減ってない
でも汗はかいてるしお腹もすいてる
雪山を甘く見てた
これじゃ 攣るわけだ
不覚 そして深く 反省した
再始動してすぐ
さっき若者たちがいた場所についた
2m四方ほどを圧雪してある
せっかくなので使わせてもらおー
-寒い-
歩みを止めたとたん寒さがじわっと身に沁みた
風も少しあるようだ
愛用のモンベルサーモボトルから
いつものようにカップ麺に湯を注ぐ
熱湯を入れてきたはずなのに
出来上がりがいつもより冷めている
雪の中に置いたせい…だけじゃない気がする
医王山で食べたときも思った
あの時は晴れてたけど気温は氷点下近かった
雪山にいるということは
冷蔵庫や冷凍庫の中に居つづけるということ
冷気はすっぽりと私を包み込み
絶えず熱を奪いつづける
次回は
ポタージュスープか味噌汁を試してみよう
と思った
ぬるい麺でも腹はふくれた
Iサンのランチ 美味しそう♪
それぞれ違うギア ユニークだね🎵
その足で再び歩き出す
右に延びているのがさっき来た道
また遠回りはゴメンなので今度はまっすぐ行く
さよなら 取立山
リベンジしに
近いうちにまたくるから
樹林の中へ 戻ってきた
ホッとした🎵
ここを抜ければもうあと少し
正面に見える御山の神々しさに目を奪われる
2人とも早いなー
ちょっとiPhoneカメラをいじってるだけで
あっという間に引き離される
一人でも来れたらいいのになー
でも 一人は怖すぎる
道なき道を行くのが愉しいという人は
かなりの熟練者だと思う
まだ雪山をほんの少しかじったばかり
寒いのは嫌いだし
日焼けも最悪
面倒くさいのもゴメンだ
それを軽視できるくらいの
ご褒美が貰えることを期待して
ボチボチ歩いてみよう
購入した装備を無駄にしないためにも
あっ 装備品は
どれも申し分のない使い心地でした🎵
左に膨れているところがミスルート💦
帰りに寄った西山から見た白山
でかーい♪
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