2025/07/29

TAMA-SANPO-87~初めての車中泊山歩一日目!地球の鼓動を感じる上高地&「焼岳(北峰)」へ~2025.7.22

 たま山歩/未踏の山道をもとめて~」


【焼岳(やけだけ)標高2,455m(南峰)
踏んだのは 北峰(2,393m)

飛騨山脈の南端
長野県と岐阜県にまたがる山

現在も 噴煙を上げる活火山で
溶岩ドームを形成する鐘状火山

南峰は登山禁止になっていて
登れるのは北峰のみ

火山活動はおよそ3万年前から始まったといわれる
南峰と北峰の間には火口湖/正賀湖がある

山頂からは
360度絶景のパノラマビューを満喫できる

大正4年(1915)の噴火で
梓川を堰き止め「大正池」を生み出した

日本百名山


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

焼岳を意識しだしたのは3年前

西穂山荘支配人
粟沢徹さん主催のイベントに参加したさい

独標へ向かう稜線上から見た姿に一目ぼれ💓

そのときの写真
👇


(2025.7.2~3 西穂山荘近くから)

雲が多く光が少ないためパッとしないが

岩稜剥き出しの荒っぽさと
どこか無骨さを感じる山容が

後ろ(左)に見える乗鞍岳とともに
“歩きたい” 山のひとつとして心に刻まれた

写真の右奥には 白山も見える
このときの高揚感は今も忘れられない

👇


2025年の 夏山登山が始まっている

今年は
雪融けを待ってたら体づくりが遅れてしまった
(思うように歩いてない)

おととしの今頃は薬師岳にいたのに…

今年のいちばん目標は
朝日岳-雪倉岳-白馬岳を完歩すること

計画はすでに立ててあるが
自分にGO!を出すのをまだ躊躇ってる

相棒(アトレー)との車中泊もできてない

遠出(一泊)できて日帰り向きの山 
そんなこと考えてたら 焼岳 を思い出した♪

焼岳は活火山
24時間体制で常時観測と監視が必要な山

3年前は
噴火警戒レベルが “2” で入山規制がでてた

今は?  レベル“1” やった!

“今行かないときっとまた行けなくなる”

そんな思いに駆られ調べてると
乗鞍岳とメチャ近いことがわかり

(白山から見えててここも歩きたかった🎵)
目標はこの二座に決めた

人びとが海山へ繰り出す「海の日(7/21)」の昼間
暑っつい自宅に籠り💦 計画を立てた

毎度のことながらソロ山行というのは
入口と出口の擦り合わせがメンドイ

が ここらは 公共交通機関(シャトルバス)
が あるのでこれを活かしたルートにした

タイムマネージメントに気を使うけど

前泊できる強みもあるし
始発はぜったいいただく

ってことで

20時前には 高速に乗り
22時30分 アカンダナ駐車場着

まっくらー(こわー💦)
そのまま入眠🎵



朝の目覚め 3時過ぎ

上高地行きの
始発は 4:55 だが 目が覚めてしまう

初めての車中泊

車内では足も延ばせたし
心配した気温も見ての通り(20℃切ットル)

眠れなかったのは
緊張というか 気持ちの問題だと思う

それにしてもさすが高地(標高 1,270m)
扇風機買わんでよかったわ♪

水分補給とおにぎりをかじり支度をしてると
車外から人が動く気配がしたので

↑の写真を撮ったあとバスターミナルへ



すでに人待ちがあった

4時20分すぎ 扉が開く
館内で券売機からチケットを買うのだけど

ここで 思いもしなかった問題発生!


職員オジサン:登山ですか?ルートは?

T:はい 上高地側登山口から入って新中の湯に下山の予定です

職員オジサン:中の湯バス停?おそらく停まりませんよ

T:えっ⁈

職員オジサン:上高地で満席になりますから

T:えっ⁈ えっ⁈ えーっ⁈


始まる前から乗車拒否された⁈
乗れない確率大⁈

観光マップにも書かれてる
ネットでは気づかなかったが

乗れない可能性(下部)ありとな?





頭のなかを思考がグルグル
券売機の列を譲り沈思黙考

昨日立てた計画はこうだ

(モデルコース)
スタートとゴールが逆になってるのと
ラストの林道歩き(中の湯下り)が含まれてない

ことを除けばほぼこの感じ



黄色い道路(国道158号)に出れば
バス停があり30分に一度の頻度で拾ってくれる

はずだったんだけどなぁ




めったに公共交通機関を使わないわたし
ハイシーズンを甘く見てた

じゃ下山予定だった林道を上りで使って
新中の湯登山口まで行くのは?と聞くと

長いし傾斜がきついそうですよと言われ
瞬殺 気力も吹き飛んだ

目の前で
チケットを購入していく人たちを見ながら

気は焦る💦

急いで 決断せねば!

決めた!

T:上高地から入って上高地に戻ります!

それがいい…というそぶりは見せず

職員オジサンは 私から千円札3枚を受け取り
機械に差し込んだ

¥200のおつり
往復¥2,800(アカンダナP-上高地P)



外に出ると長蛇の列ができていた
しかたがない 次号車を覚悟したが

なんとか乗ることができた

4:55 発車!

とにかくも ここから始まる

旅にハプニングはつきもの
もう考えるのはよそう!

初!上高地 観光気分も佳し♪


長いトンネルを抜けると
いきなり白い世界があらわれた

左側に川があって
空との区別がつかないほど濃い霧に沈んでいた

一瞬 不安がよぎる
“まさか雨が降るようなことはないよね”

憂うることはなかった
白山麓でも朝早くによく見るアレだw

気が付けば「大正池」をみていた

右座席だったため 写真は撮れなかったけど
とても神秘的な風景だった♪

(この池を作った 焼岳 は見えなかった)

少しして初めて降車するひとあり ここは



☝ 帝国ホテル前 バス停


通常 焼岳登山口へは
ここで下りて 田代橋を渡るのだが

せっかくの上高地

帰りは人でいっぱいで
(性格上)観光気分にはならないと思い

人が少ないうちにいい気分を味わおうと
超ー有名なあの橋からスタートすることにした



終点バスターミナル 広い!
そして さすが標高1,500m 涼しい♪



案内図の前ではどこかの
おにいさんが空気相手に解説してた
(Youtuber?)

カメラに入らぬようその場を去る

5:30
どこを起点にしてよいかわからず
ここで (YAMAP)スタートボタンをタップ

川のある方向へ歩き出すと



なんと!これが 梓川🎵 美しー!

濃かった霧も徐々に晴れていく
立ち尽くすわたし♪



遊歩道を歩くこと5分


これが 河童橋

雑誌やSNSで見てるより小さく見えた

靄ってるけど
正面に見えるのが西穂高岳だろうか

ぞくぞくと人が集まってくる

人より山を撮りたいけど
のんびり佇んでいることが許されない雰囲気

ここではほぼ100%がカメラマン

美しい思い出を残すために
思い返して幸せを呼び起こすために
そして人に伝えるために

撮るのだから


一息ついてホッ♪“始発に乗れてよかったー” 



橋を渡ると ここからは 戻り道
でもまだ山行ギアを上げる気になれない

だってここ 空気がメチャ気持ち良すぎ♪

時間はたっぷりあるはず
ここは 遊歩道を愉しもう♪

左に梓川 じゃ右はというと
高原リゾートホテルが次々登場してくる

歴史を感じさせる外観と風格

外人さんもチラホラ
朝の散歩を楽しんでたり

これが 真夏の上高地



近寄っても逃げないハト しばらく遊ぶw


6:00 朝日が差し込む🎵

思わず 足が止まる

暫く行くとプレートが設置された岩壁現る
上高地散策マップにも載ってるこれが有名な



ウェストン碑

ウォルター・ウェストン
とは

「日本における登山の父」
「英国教会の宣教師/アルピニスト」
「“日本アルプス” という呼称を世界的に広めた」

なにより

楽しむためにする登山

という概念を 日本に紹介した(功績)が大

考えてみれば

登山を始めるずっと前から
“日本アルプス” という言葉は知っていた

今 こうして歩いていられるのは
そもそも このウェストンさんのおかげらしい

ありがとうございます(合掌)♪



そして この水の透明度に感動
(すくって飲みたい♪)

浅瀬が広がる梓川
河原遊びしたくなる気持ち わかるなー♪

しばらく進むと見えてきたのが



焼 岳!

上高地温泉ホテル?の紅い外装越しに
迫ってくる💓

西穂からみた姿形そのままでテンション爆上がり♪


ちょうど 大山大明神 なる
小さな社があったので手を合わせ

気持ちよくなりながら歩を進めていると
ハタ!と足が止まった!




西穂高岳登山道 入口だ!

おー記憶が呼び起こされる

3年前 西穂高山荘までの登りを
ここから 新穂高ロープウェイに変えた

あのとき 立つことの叶わなかった
登山口に今 立ってる!

そうかーここだったのかー!
なんか感慨でウルウルしそうだった


この門をくぐれば
道は穂高につづいている

そこへ再び足を踏み入れることはあるのだろうか

ここで多くを考えまい

今 自分は北アルプスの推し山を前にしている
それでいい


道をまっすぐ進むと
田代橋 が見えてきた

この向こうに朝見た帝国ホテル(バス停)がある



たしかに ここからならだいぶ時短になりそう

登山口まで800mの表示がみえ
遊歩道は林道っぽくなっていき

着いた



焼岳 上高地 登山口

焼岳は火山活動が活発なこと
また火山特有の崩れやすい土質であることから
常に爆発し土石流の危険があり
また落石の多い山です

とある

現在の噴火警戒レベルは「レベル1」



ハイ 十分注意していかせてもらいます!

6:25

ここからはマジになる
ホントの焼岳山歩スタート!

裾野は/いつも/どこも/大概/樹林帯
10分ほど歩くと 足が止まる



こういうの(砂防)みるとすぐに反応してまう💦
そうか 上高地も松本砂防管轄だった

上々堀沢砂防ダム群
どこかで出逢えるんだろうか♪

樹林帯は
眺望がない代わりに日差しを遮ってくれる
これは嬉しい

連日晴天続きだから
足元がぬかるむこともない

30分ほどすると梯子が登場しはじめた
(事前調べで“ある”ことは知っていた)

両手はフリーなので問題もなく
ただ道はどんどん狭くなっていった




一時間ほどが経ち
単調な風景に退屈しかけたころ

視界がに飛び込んできた 谷と崩壊面



火砕流の堆積面 明瞭な地層

ここは「峠沢」だと思われる
谷底は見えないし水の音もしない 侵食谷

この出会いは嬉しかった♪



正面のえぐれた土の庇もどき
(雪なら雪庇)に目がいってまう

落ちそうで落ちない
持ちこたえてる樹(の根)が健気

崩れるのは時間の問題かな

すでに何本もの小木が
蒼いまま中腹に散らばっていた



周囲の岩盤が迫ってくるようになった



ロープとハシゴ
これしか方法がなくなってきたらしい
(わたしは好きだけど💓)

登山口から1時間と15分経ち
待ちに待った風景がついに訪れる!



きたきたー!💓 元気復活!


あの切り立った稜線は
穂高連山へ通じてるのだろうか



岩と強光線と狭道と格闘する時間

気持ちが高揚するのと併せて
この道けっこう疲労も強いてくる

踏んばれたのは



 この子たちや


“焼さま” 💓のおかげ

刻々と変化する姿形が愉しい♪
これがいちばんの励み

新中尾峠に向かうトラバースから

ジグザグ道を上り切ったら下りの樹林へ
辿り着いたのが



焼岳小屋 8:35

なんというかひとめでホッコリ♪
これぞまさしく「峠の茶屋」

そんなに広くはない敷地だけど
だからこそ

ここに在ってくれてる安心感っての?
感じて 有難いなー

小屋も樹林に守られてる感アリアリ

西穂・上高地・焼岳 方向からの
分岐もすぐそこで

(去年寄った 三俣山荘みたいなとこ?)

なんか よくわかるw

写真のこちらがわにはテーブルがあって
西穂山荘から歩いてきたというグループさんが寛いでた

少し雑談してから 焼岳へGO!



ササとシラビソの生い茂る向こうに焼岳

さっきまでとは形が違う

上高地から見てた定番の焼岳は東からだった
今は北から南方向を見てる

山頂は正面の一番高い峰だと思うが
じつはあまり自信がない

北峰(右)と南峰(左)があって
最高峰は南峰/今はそこまで行けないらしい

早くあの高みに立ちたい!

5分ほど進むと視界が開け
まっ先に目がいった右手には



笠ヶ岳!

3年前とほぼ同じ姿形で再会できた幸運♪
あのときの感動がフツフツ♪

少し歪な尖峰は槍とは明らかに違ってて
でもなぜか惹きつけられる

あの高みに立ちたいなー💓



で 着いたのが 焼岳展望台

確かに360°パノラマビューできる♪
今来た方向の奥には穂高の稜線もみえた♪

そして正面には



もーこれが最後の構図であろう 焼岳

荒々しさに加えて手前にひろがる緑地帯

人を拒んでるようで
おいでおいでと誘われてる感もあり

それなら飛び込むしかないよねー

と ふと 気が付いた 異臭



霊障のように湧いてる白きもの発見!
異臭のもとはこれらしい

これが 火山性ガスの噴出孔?
見れば あちこちから上がってる(水蒸気)

そんなところになんとお花畑が広がっていた



苔類がびっしり生えてて
その隙間に花たちが咲いてたり

高すぎず低すぎない地形のせいだろうか
保水もしっかりできてて

地面も温かかったり?

ここいいー!
秋だったらお弁当広げてるわw

さて 目の保養もしたし 焼岳へ一気にGO!



と ここでいちど下らないといけない

背後で声がするので振り返ると
さっき焼岳小屋で話してた方たちが…

お話上手なオジサマと仲良くなり
焼岳を知ってるお二人と一緒に歩くことにした



中尾峠(2097m)

鞍部には分岐があって

右に行くと中尾登山口へ下りれる
オジサマたちの帰路はここだそうだ

栃木から来て

ロープウェイ➡西穂山荘➡西穂丸山➡
焼岳小屋➡焼岳➡中尾登山口

 と まわる5~6名のグループ

それぞれが自分のペースで歩いてて
楽しそうだった♪

さぁここからはマジ登り一筋
でも心揺さぶる景色に助けられたなー♪



展望台がもうあんなに遠い


上高地も一望


緑色の斜面は花と苔類でにぎやかだった
この辺りまでが天国気分♪



徐々に緑の楽園は消え 景色は変わり
ガスが一帯に広がり始めた

山頂も見えなくなり
足元を気遣う領域に入ったようだ



ところどころで白い噴気が上がっている

硫黄の匂いはこの先山頂までつづくらしい
乾いて滑りやすい道(なき道)をジグザグに進む

今歩いているのは溶岩そのものの大地
約2,300年前にあった火山活動でできたそうだ



あちこちに噴気孔がみえ
生きてる山(火山)をガシガシ感じる

そのなかを歩いていく
蟻んこのような人類(わたしたち)



空が少し青くなった

少しくらい暑くてもここからは
晴れてるほうがいい

石の色も変化してる
SF映画に使えそう(ロケーション)なんて思ったり

…してるうちはいいんだが💦

遠い

なまじ目の前に見えてる分だけ
メンタルにくるんだよなー💦



下山者とスレ違う頻度もUP

ザレた場所でスリップする人もいたり
とにかく緊張しーなところ

ご時世だなと思うのは外国人が多いこと
カップルやソロはもちろんファミリーも多い

共通して言えるのは 軽装なのと
肌の露出率たかーい!

えー!なんでー!信じられない

紫外線って1000m上がるごとに
10パー増すんだよー!

歳いってから後悔するよー(実感w)

驚愕するわたしにオジサマも同調w

サングラスはしててもボディはスカスカ
長ズボンやサポートタイツ履いてる人もナシ

この辺は理解に苦しむコテコテ日本女子なのだった

以下 エモい画






北峰山頂を見上げる あと少し
山頂直下に薄黄身色の噴気がみえてる

少しずつ高度を上げていき 捉えた

噴気孔


これが 紛れもない 火山性ガス⁈

一般的には
二酸化硫黄(SO2)/ 硫化水素(H2S)
二酸化炭素(CO2)/ 塩化水素(HCl)

などが含まれるというが

今まで見てきたのがほぼほぼ
水蒸気だったことがわかる

質もエネルギー量もハンパない

怖くないといえばウソになるが
姥ヶ滝で初めて噴泉塔を見たときのように

ゾクゾクして目が離せない♪


とはいえ後ろもつかえてるので
一気に山頂へ進む💦



あらー♪賑やかそう💦



焼岳 北峰(2,393m)9:40着 

朝/河童橋から焼岳が見えていた

あのとき見た御山のてっぺんにいると思うと
嬉しさで満たされる🎵

正面は…奥穂高岳だろうか
雲が 邪魔 / 雲よ 去れー!w


そして 反対側にもエモい景色があった!



正賀池

火口湖でエメラルドグリーンといったら
思い出すのは 翠ケ池♪ 美しー♪


そもそも 焼岳に嵌ったのはその山容
こんもりもっこり でもどこがイビツ

端正ではないが 尖りっぷりがよろしく…
どこかニヒルなとこにも惹かれっちまう💓

その秘密が 溶岩ドーム

ここの溶岩は

さらさらゆるゆるではなく
粘り気が強いので流れにくくて

それと それが崩れてできた
火砕流堆積物とが一緒になって

あんな形とテクスチャーができあがった♪

つくられたのは
約2300年前に起きたマグマ噴火のときで

その後は水蒸気噴火ばかりのようだけど

大正4年の噴火では梓川を大正池に変え
昭和37年には焼岳小屋を燃やしたりと

やんちゃぶりは甚だしく

「活火山&常時観測火山」として
気象庁は 常にマークしているわけだ



焼岳南峰(最高峰 2,455m)

いつかあそこを歩くことができるのか
見てるだけで気持ちイーからいいけど♪



トップのあのゴツゴツ感がどこからくるのか
こんなのみると納得できたりする



なんかいい感じの画だったので頂き♪
こんな山旅が理想


わたしは正賀池を見下ろせる一画に腰を下ろし
おにぎりを頬張りながら

笠ヶ岳からぐるりと視界に入る穂高連峰をみていた

槍ヶ岳は完全に雲の中
ついにその姿を見ることはなかったけど

ガッカリ感はなかった

溶岩ドームのただなかに身を置いている
というだけで満足だった

あとからオジサマたちを追ってきた
グループの皆さんが合流された

お互いを労い合い笑い声が響いていた

おつかれさま



わたしは最後のパノラマ撮影♪をして

下山です


山頂直下

石に「中の湯」の文字
矢印の指す方向をみたら

ホントならあの登山道を
下りていくはずだったこと思い出した



集中してこ!


それにしても絶景だー♪

でも見とれていたら怪我をする

慎重の上にも慎重を重ね
着実に高度を下げていき

中尾登山口への分岐でオジサマたちと別れ

再び 水蒸気がシューシューしてる
焼岳展望台へ

ふりかえって
最後の勇姿を目に焼き付け

焼岳小屋へ



天日干しの最中w


上高地ではなく
この小屋で記念になるものを買いたくて

定番の 登山バッヂ(¥500)GET
小屋番のお兄さんは明るい人だった

平日は一人で対応してて
繁忙期は2人 8月は3人になると云ってた

やっぱり8月は激混むんだ
北アルプスどこへいっても同じだろうな


そして 長い長い下り
ただでさえ速足になるわたし

ピストンというのも拍車をかける
何か目新しいことはないかと探す

視点が変われば見える景色も変わる



登るときは大したことなかった
一枚岩のロープ下りに少々てこずる

大梯子は 問題ないけど
この高度感はちーとビビるかな



再びの峠沢を過ぎたら
もう早く下りたくてしかたがなくなり

でも足の疲れもかなりきていて
安全と安息の奪い合い(葛藤)

13:10 登山口着

気持ちはすでに“ひらゆの森”

早く靴脱ぎたい!汗流したい!
でもバスターミナルまではまだ遠い💦

楽しかった山歩も後半はなんでこうなる



河童橋 思った通りの人でいっぱい


この風景は和む♪


焼岳があんなに遠い(苦笑)



おつかれさま♪


14:00

バスターミナルにくると青空の下
無料で飲めるという水があってとびつく

ボトルにも補充しバス待ちの列につく

意外や待ち時間は短くストレスは少なく
アカンダナ駐車場に着いた


『〆の温泉』☟


「ひらゆの森」☝


アカンダナ駐車場から車で5分

こんなにロケーションのいいとこ
皆が放っておくわけもなく

駐車場もかなり混んでたが誘導され
券売機で¥700を払い 浴場へまっしぐら

人は多かったけど
木の香たっぷりの趣のある浴場で
長めに浸かってしまった感アリ

大休憩室もゆったりできて満足♪
ひとつだけ悔やんだのが…

脱衣所のロッカーのコイン(¥100)が
戻らないことを知らずに投入したこと

篭置きでよかったのにー💦








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