2021/10/22

『牛首紬に新しい命を吹き込む♪~加藤手織牛首つむぎ、明日への挑戦!』

 ☆Dream Night in 我楽 Vol286



牛首紬は白山麓に伝わる

石川県指定無形文化財 であり

国指定伝統的工芸品 です。

太くて節のある玉糸で織り上げる技は

800年以上も前に始まったとされています。

不変の魅力は愛好家も多いのですが

新しいトレンドも生みだされていることをご存じですか?

和装好きな方、必見!

加藤手織牛首紬代表の加藤治さんに

牛首紬の魅力や歴史

次代を見据えた商品開発のことなど

じっくり語っていただきます。

ご参加、お待ちしています♪

https://www.katoteoriushikubi.com/


◎講師メッセージ

明治初期から続けられている加藤手織牛首紬について皆様に知って頂く機会を頂き有り難うございます。

製糸から製織まで全て手作業で織り上げられた白生地は独特の風合いを持ち、日本三大紬の一つに数えられています。

今、その白生地を身近なところで手にして頂きにたいと思い手染め、手作りでがま口を作りました。

詳しいことは当日お話しさせて頂きます。」


◎講師プロフィール

 加藤 治 さん

加藤手織牛首つむぎ 代表

昭和49年4月から平成24年3月まで石川県立高校の教員を務める。

定年後 家業に入り、平成28年1月1日より加藤手織牛首つむぎの代表となる。


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《 イベント後記 》




牛首紬は、白山市白峰に伝わる伝統工芸品です。
作っているのは、白山工房と加藤手織牛首つむぎの二つだけ

昨夜のドリームスピーカー、加藤治さんは、加藤手織牛首つむぎの代表です。
機械を使って安く大量にモノを作ることができる時代

加藤さんの工房では、制作を「手織」に拘って続けてきました。
(お父さまの加藤改石さんは、数々の受賞歴あり)

でも「伝統の技の継承」って…これって大変なことなんです。

手工業だから大量生産はできないし
手間も時間もかかるので、お値段も高くなります。

確かに特別な価値は生まれる。
でもそれを正当な価値として受け入れてくれる市場があるのだろうか

数年前、着物に光があたり、ブームになりかけましたが、コロナでその熱も静まってしまったそうです。

反物を作り続けるだけでは、伝統の継承は難しい
考えたのが、ニュータイプの商品開発でした♪

改石手織牛首紬の白生地を「ぼかし染め」で作った「がま口」シリーズ🎵

4月に行われたモニターツアーのときに手に取らせてもらいましたが、風合いといい、色味といい、ナチュラルで柔らかくてとてもいいんです!

手挽き! 手織り! 手染め! 
「手作り」に徹底的に拘った、世界に一つだけの価値ある逸品

手に取ってご覧になりませんか♪

新作発表会は、明日(10/23/土)10時から17時まで
白山キッシュハウスQUI(白山市八幡町ヌ26-1)にて

新商品や牛首紬も、もちろん販売します!
加藤さんのお話も聴けます。

お時間のあるかた、ぜひ足を運んでみてください!


思うんですよ…
今、世界の指向は「サスティナブル(持続可能)」ですよね

ずっと昔、家内制手工業って習いませんでした?
この「伝統工芸品」制作の世界がまさにそれなんですよ

江戸時代の働き方が見直されてるって話もあるし
逆行ではなく、新しい価値の創造を牽引してくれるんじゃないかしら?なんて

価値あるものを正当な価格で購入する世界がいいなー
そうして大量消費から距離を置いていく

「加藤手織牛首つむぎ」の挑戦にエールを贈りたい!
明日は、QUIで会いましょう(^^♪





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