「たま山歩/未踏の山道をもとめて~」
【大日山(だいにちざん)】標高 1,368m
福井県勝山市と石川県加賀市と小松市
に またがる山
石川県側は 富士写ヶ岳とともに
山中・大日山県立自然公園に含まれている
今回は“ソロ山行”ではなく
山岳会の“会山行”に参加させていただいた
石川県内でもかなり人気だという“大日山”
が これまで全く意識したことがなかった
周りは足に自信のある先輩がたばかり?!
とにかくついて行こう!
楽しもう!
コースは
登りが “新保コース”
下りが “滝見尾根コース”
そう ぐるっと周回
歩行時間予定 4時間40分
歩行距離 8.2km
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
早朝 小松市木場潟公園に集合 乗り合せて出発
県道43号線を目的地めざしてひた走る
こうした山行イベントに便乗するってーと
あまり下調べもしなくなる
道中なんかとくに小松だから
近いと勝手に決めつけていたけど
じつは福井県に近かった
車窓からみえるのは
グリングリンした木々と併行して流れる大杉谷川
景色は代わり映えなく
少々退屈になってきたところで途中下車
降りると清々しい空気に包まれた ここは
“赤瀬ダム 自由広場”
キャンプ場かと思ったけど無料で使える公園らしい
青空と緑と光と雲がマッチして清々しかった
国道416号線に入りまもなく着いた ここは
“新保コース登山口”
顔合わせして説明を受けたらスタート(8:00)
ゴールをめざす!
歩き始めはこんな草むらから杉林に入る
身近な山ほど “いきなりの急登”
で始まるのに慣れてたので意外だった
優しく招かれてるようで気分がいい♪
空も青いし♪
タニウツギもきれい♪
ルンルンと脳天気についていくだけ
しばらく沢沿いを行くと
前方がざわつき始めた
追いついてびっくり!
何?何? 素足? いきなり 渡渉?!
サンダル持ってくるんだった
と 後悔してもあとの祭り
こんなとこが 4回 現れる!
始めて見る光景
こんな大人数でロープ使って沢を渡る
私はどうしよう・・
結局 登山靴を脱いで裸足で入水
冷たかったー!
しかし 山の先輩方 皆さん凄い
慣れてらっしゃるのね 物怖じされないもん
どんどん行く
渡渉地点を通過したら
本格的な登りに入る
“熊の平” というところを過ぎ
ブナ林にどんどん吸い込まれていく
延々続く急坂 メチャしんどいけど
周りの景色のおかげで気持ちよさが勝ってく♪
この時期しか味わえない幸福感♪
暫く行くとようやく緩やかな場所にでた
この辺りを ブナ平というらしい
そこには分岐があり
右へ行くのが
鈴ヶ岳へつづく道らしい
大胆な赤マーカー でも大事な分岐点だもんね
ブナの木は ちょっとくすぐったそう
標識 どなたか 作れませんかねー(他力)
カタクリ小屋 到着
荷を下ろし暫し休憩です
ここは白山の展望が良いところらしい
どれどれ
おーたしかに♪
広いし小屋はあるし白山は麗しいし
ここが山頂でもいいくらい
カタクリ小屋というくらいだから
も少し早く来ていれば
カタクリの群生が観れたんだろうな
いつかまた来れたらいいな
さぁ再開
地図によると 山頂まであと1時間ほど
15分ほど行ったところで分岐あり
ここまではゆるい道だったけど
そこから先が踏んばりどころ
でも だんだん視界も開けてきて
こんなに爽快な眺望が待っていた!
さいごのあがき?(ササの海)
大日山 山頂到着!
まずはお腹を満たそう!
でー座る場所を選ぼうとするが
選びようがないことに気づく
今日は好天日
少しでも木陰が欲しいと思う
広さはそこそこあるんだけど
ここは山頂!木陰は
ない
山ご飯どきにつきものの悩み
しゃーない
いつものカップ麺をとりだし
サーモボトルの熱湯を注いでいたら
隣りから香ばしい匂いが
“これ どうぞ!” と言って
山友さんがくれたのがこの “焼きパン”?
市販の惣菜パン(大袋用)を
ホットサンドしただけだけどメチャうまっ!
下界ではなんてことないことも
山ではこのひと手間に感動する
ザックだって少しは重くなるだろうに
自分も美味しい
人さまも喜ぶ(分かち合い精神)
こーでなきゃいかんよねー
アタシは まだまだ甘チャンだな(苦笑)
お腹が満ちたら少し歩いて見る
人が順繰りに下りて行く方向へ行ってみると
いやー!白山だー!それも絶景ー🎵
若干 雲がかかっているけど
満足!満足!
皆さん これが見たかったのね
うんうん♪納得です暫し うっとり見惚れたあと
下山の準備 下りは違う道を行くらしい
その名は
“滝見尾根コース”
滝が見えるのかな?愉しみ
でもまずは急坂を下る
分岐を右へ 下山まで100分かー💦
その先は
写真を撮る余裕もないほどの急坂が待っていた
斜面をジグザグに切りながら
つかめるものは何でもつかんで下りた
ときどき滑る方もいましたが
そこを過ぎたらなんとか平静を保てたような
そのあとは足を揃えたら滑り落ちそうなトラバースやら
しつこく出現する沢・沢・沢
あ でもこれは愉しかったなー
下りでは裸足になることがなかったので(笑)
でもなんだか長く感じました
コースの性格か 単に疲れでそう感じたのか
わかりませんが
ようやく登山口に到着です
おつかれさまでした(14:45)
出会った花々
そういえば “滝見” の滝はどこにあったんだろう
悶々
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