「たま山歩/未踏の山道をもとめて~」
山頂からの眺め
【(小松)火燈山(ひともしやま)】標高 480m
3月半ば
小松に住む山友Nさんからお誘いがあった
“火燈山? あの加賀にある?”
思えば昨年の薬師岳山行以来
山歩らしい山歩をしていない
情熱が失せたのではない
山には行っている ただそれは
砂防研修であったり
何かのツアーの付け足しだったり
そんなんだから
身は山中にあっても
心と筋肉はずっとゆるゆる状態
冬山にも行ってないし
果たして今自分がどれだけ歩けるのか
想像もつかなかった
ハッキリさせるのも怖かった💦
“火燈山” と聞いて以前行った富士写ヶ岳山行を思い出す
あんときの周回 けっこうしんどかったな
なんて思ってたら集合場所が
“道の駅一向一揆の里” (白山市)って⁈
ハイハイ 同じ名の御山があるわけね
山友さんの口説き文句は
山頂からの眺望もよく
天気が良ければ 白山・笈ヶ岳・大笠山
そして鳥越城跡がよくみえる!
とのこと
鳥越城跡かー
土砂崩れで城山へは未だ行くこと叶わず
どーなってるんでしょー
上がれないなら見下ろすしかない?
で やってきましたよ
道の駅から車で30秒のところにちょっとした空き地
今日は6人で歩きます
三坂峠沿い こっちは小松方向
こっちは道の駅に逆戻り
登山口は
案内表示もなく💦
道を知ってる師匠とNさんが林の中へ
あらー雪がまだ残ってるのね・・
で やっぱり
いきなり始まる
急登💦
そして根っこ以外ステップのない細道 あー
半年以上も怠けてきた体にはやはりキツイ
けど 幸いなことに “手がかり” は多い
片っ端から枝をつかみ 引き寄せる
オランウータンになったよな気分(笑)
一応 藪も刈ってある
メンバーは6人
山岳会つながりで不思議と顔なじみ
健脚なかたばかりだけど 優しいので助かった
足攣りもせずなんとか行けた
そして
なんてったって尾根歩きは爽快🎵
春の日差しは温かいし明るい♪
(むしろ暑いくらい)
汗かきつつも気分は⤴⤴
高度が上がるにつれて
見えてきたのが鳥越城のある城山
(写真撮る余裕なし💦)
急登にふりまわされて
下ばかりみてたら見逃します
歩き始めて一時間
火燈山 山頂到着(480m)
拡大写真
相図ヶ岳(アイズガタケ)と書いてあります
はて(・・?
深く考えることはせず山頂チェック
周囲を見渡すと
北側:小松能美方面
西側
そのままカメラを左に向けると(南)
おー♪
絶景かなー♪
誘うようにように
遠方の残雪の山並みが映える きれい♪
4月になれば田んぼの水鏡が煌めきだす鳥越盆地
右手前には舌状に突き出した鳥越城山
茶色い部分が城跡
今年解体再復元されるという
本丸枡形門も見える
春霞で もやっとはしてるけど
この解放感は最高だー♪
見せてもらった師匠の山行地図
赤線ルートは少し違うけど💦 わかりやすい
ランチタイム🎵
日差しが強くなってきた💦
一時間あまりで着いてしまい
これで下山では ちょっと物足りない
ということで このあと
明神壁に行こう ということになった
たしか ここからつながる道があったはず
ということで辺りを見回すと・・
あった⁈
北東の方向にササの切れ目が見えた
道があるように見える といえば見える
が 果たしていけるかどうか
どうみても藪漕ぎになりそうな雰囲気
安全策をとって一旦下山して
まともな登山口から登ることに決定
(移動時間6分)
Nさん行きたかったかな?
ひとりなら行ってたね
ずっと ガーミン見てたもんねw
もう少しで固い蕾も開くねー♪
さよなら またね♪
ということで 下りたわけですが
この急登の尾根道
思った通り
登り以上に神経すり減らしました💦
とにかく滑りまくりです
初めに言ったように
根っこ以外 足の置き場なし
心に刻みましたよー(苦笑)
そして
明神壁
おまけのようですが💦
毎年
雪が解けたら必ず訪れる癒しのスポット
おすすめは4月に入った直ぐあたり
山頂まで30~40分の山道では
カタクリやスミレなど春の花たちが迎えてくれます
今回は ちょっと早かったようですが💦
白山はいつものように美麗でした♪
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