2025/10/04

TAMA-SANPO-91~火御子峰に焦がれて…「白山中宮道」を行く~2025.9.22-23

 たま山歩/未踏の山道をもとめて~」

火御子峰を含む地獄尾根

【白山中宮道(はくさんちゅうぐうどう)

白山主要登山道のひとつ

かつては白山信仰により
修験者や参拝者が山頂をめざした道(禅定道)

中宮温泉-室堂間 距離20km
(登り14時間/下り10時間20分)

白山火山の噴出物や高山植物の大群落
ブナの原生林など原生の自然を感じられる道だが

ロングコースで 急勾配やアップダウンも多く
計画的な登山が必要

2025/09/21

TAMA-SANPO-90~「朝日岳-雪倉岳-小蓮華山-周回/後編」~2025.9.15-16

 たま山歩/未踏の山道をもとめて~」


雪倉岳 追記

名の由来は 積雪期/雪の間に顔をのぞかせる岩を
地元猟師らが「倉」と呼んでいたことから

山頂から東に1.4km程の位置に銀鉱山跡があり
天保のころまで採掘が行われており
その作業道が登山道となっている

周辺は白馬岳連山高山植物帯となっている

白馬岳からの登山道は 小蓮華山へ分岐する三国境を経由し
鉢ヶ岳の東斜面を巻いて雪倉岳に至り 朝日岳へと続く

蓮華温泉から鉢ヶ岳の南側に至る鉱山道は
旧塩谷鉱山の名残であり
途中に鉱山事務所跡・塩谷精錬所跡などがある

長らく手入れされておらず ところどころに崩れた箇所がある

2025/09/20

TAMA-SANPO-89~「朝日岳-雪倉岳-小蓮華山-周回/前編」~2025.9.15-16

 たま山歩/未踏の山道をもとめて~」


【雪倉岳(ゆきくらだけ)標高 2,611m
日本二百名山

富山県と新潟県にまたがる
飛騨山脈(北アルプス)北部の主稜線/後立山連峰の山

朝日岳と白馬岳との中間に位置し
縦走の経由地として通過されることが多い

その稜線は日本海の親不知まで延びる
その北には赤男山/南に鉢ヶ岳がある

山域は中部山岳国立公園に指定されている

高山植物が非常に豊富で
登山者も少なく 静かな山歩きが楽しめる

日本で初めて氷河地形の存在が示された山

2025/08/01

TAMA-SANPO-88~初めての車中泊山歩二日目!朴ノ木駐車場体験と「乗鞍岳」~2025.7.23

 たま山歩/未踏の山道をもとめて~」

【乗鞍岳(のりくらだけ)標高3,026m
(剣ヶ峰)

飛騨側から眺めた山容が
馬の鞍に似ているところからその名がついた

北アルプスの中で最も大きな山容をもつ集合火山

四ツ岳/大丹生岳/恵比須岳/富士見岳/剣ヶ峰
などの火山錐が 北から南へと並び

最後の噴火でできた火口湖が
剣ヶ峰直下の権現池

火口湖/ハイマツ帯/残雪/高山植物などが
雄大で美しい景観をつくり出している

日本百名山

2025/07/29

TAMA-SANPO-87~初めての車中泊山歩一日目!地球の鼓動を感じる上高地&「焼岳(北峰)」へ~2025.7.22

 たま山歩/未踏の山道をもとめて~」


【焼岳(やけだけ)標高2,455m(南峰)
踏んだのは 北峰(2,393m)

飛騨山脈の南端
長野県と岐阜県にまたがる山

現在も 噴煙を上げる活火山で
溶岩ドームを形成する鐘状火山

南峰は登山禁止になっていて
登れるのは北峰のみ

火山活動はおよそ3万年前から始まったといわれる
南峰と北峰の間には火口湖/正賀湖がある

山頂からは
360度絶景のパノラマビューを満喫できる

大正4年(1915)の噴火で
梓川を堰き止め「大正池」を生み出した

日本百名山

2025/07/17

TAMA-SANPO-86~日本海の風雪が生んだ魅惑の高層湿原♪「白木峰」~2025.7.10

 たま山歩/未踏の山道をもとめて~」


【白木峰(しらきみね)標高1,596m

富山市と飛騨市の境にある山
(神通川-(支)井田川-(支)大長谷川 付近)

山頂台地には高層湿原が広がり木道がのびる
池塘が点在し ワタスゲやニッコウキスゲが美しい

湿原は秋にはしっとりとした草紅葉が楽しめ
北アルプス・御岳山・白山が望める

登山道は3本あり
8合目まで車で上がれる富山県側のルートが人気

 周辺は 白木水無県立自然公園に指定されている
日本三百名山

2025/06/15

TAMA-SANPO-85~ベタやけどこれしか言えん♪「荒島岳」舐めたらあかんぜよ💦~2025.6.13

 たま山歩/未踏の山道をもとめて~」


小荒島岳山頂からみた荒島岳

【荒島岳(あらしまだけ)標高1,532m
<中出登山口コース往復>


深田久弥によって『日本百名山』に加えられた山

泰澄大師によって開かれたともいわれ
古くから信仰の山として崇められている

大野盆地の南東にそびえ
別名 “大野富士” と呼ばれる独立峰

山頂からは
白山や北アルプス連峰の山々を望むことができる

 登山道は
大野市勝原(かどはら)・中出(なかんで)
佐開(さびらき)からシャクナゲ平で合流し

“もちがかべ” と呼ばれる急な登りを経て頂上に向かう