待ってたよ――!
「Slash feat. Myles Kennedy & The Conspirators」長いので略して
「SMKC」(何とも味気ない、正直なんとかして欲しいこの名前💦)
前回の JAPAN TOUR から4年が経ちました。
↓
『SLASH♬のコンサートに行ってきた!』
http://garakutama.blogspot.com/2015/02/slash.html#more
あの時、大阪(なんばハッチ)で観た時は、まさかそのあとガンズが再結成して、2年半も世界を巡りツアー興行収入も歴代2位になるほど仕事の虫になるとは、思ってもみなかったよー(笑)
アタシにとってのこの4年は、とにかく楽しい夢(LIVE)を見せてくれたということでホント神さまに感謝したい♪
で、今回のライブだけどねーまさに闘い!(笑)
アタシよく「参戦」って言葉使うけど、今回ほどライブを「なるほどバトルだ」と感じたことはない! ライブは格闘技? 生まれて初めての強烈な体験をさせてもらった♪
まずは新幹線で東京へ
前回来たのは、GUNSの Japan Tour のときだから2年ぶり
→ 東京駅
→ 六本木
→ Hard Rock Cafe
→ 東京駅
→ 新木場 と移動して
やってきました「STUDIO COAST (スタジオコースト)」
https://www.studio-coast.com/
スタンディング・キャパ、1F2F合わせて2,400余り
目に飛び込んできたのは、海外の映画館で見るよーな電飾案内看板、オール English これイケてるよねー!
「5,000円かー足元見とんなー」と思いつつも買わない選択権はない(苦笑)
泥酔したおっさんが、スラッシュの名前をグダグダ叫んでいたり
(この男、会場に入れるのは危険)
明らかにそこそこ飲んどる連中でところどころざわつく。
(さすがスラッシュのライブや)
開場は18時 入場は番号札順 アタシの手の中には「162番」のチケット!
寒い中、場外整理のお兄さんのアナウンスがエンドレステープのように鳴りつづける。
そう寒かったわー! 昼間は快晴やったけどね、そのぶん夜は冷えこむ!
そんな屋外にね、ロッカーはあるのよ、入り口の両袖にズラリ団地のように並んでて…
開場ギリまで脱ぎたくなかったけど、今なら入り口近くのベストBOXをキープできる(帰りが絶対楽)と考え、まだ30分以上もあったけど、コートと鞄を放り込んだ。
空には白いお月さま♪
さぶっ――!
シバレる寒さは4年前の大阪ライブを思い出させた。
何でアタシの行きたいライブはいつも冬なんやろか
なんばハッチのときも、ビルの谷間を吹き抜ける寒風の中で待たされた。
これは苦行やな、歓喜を手にする前の…避けては通れない踏み絵なんだと思うしかない
「100~200番」と掲げられたスペースに移動し、待つ
ROCK LIVE で厚着ってどーよ ありえない…
右端にロッカーが見える 左にもね(見えんけど)ある
18時になると、仕切屋のにーさんが読み上げる番号順にゆっくり会場に入って行った。半券を切り、ドリンク代500円を別払い、ドリンクチケットを受取ったと思ったら…後ろについてた ニーサンらが走り出した!
えっ、え―――!
目の前にドリンクコーナーがあるのに寄らずに、左(会場)に行っちゃうー?!
後から入って来た連中もダッシュで追い越してく。
「しゃーないなードリンク諦めよ…」で、アタシも小走りになるw
162番は、なかなかに「善き」数字でありました。オールスタンディング、ハナからアタシは前方狙い!できるだけ至近距離で、裸眼で、生スラッシュが見たい、演奏を体感したい!
先に入った161人が最前に層を為してるかと思えばそーでもなく、スラッシュの立ち位置、向かって右側の4列目中央寄りをキープ!もう動かない…いや、動けない💦
「(開演まで)1時間かー」いつものことだ、立ちっぱは慣れてる、寒くなけりゃ苦でもない。ステージは真っ暗、周りを見れば相変わらず女子は少なく(1割ほどかな)次第に「老若男子」が、前後左右を固める図、と相成っていた。
18時半過ぎ、突如ステージが明るくなりサポートアクト登場
デンマーク出身のバンド「HERO(ヒーロー)」
メロディアスなHR♪ クリストファー・スティアネ(Vo)が、自分好みで得した気分💖
HEROが終わって場内の空気も温まった♪ 軽い高揚感に包まれながらFBに一投稿♪
ステージ上ではシンボルマークのピンクのドクロが立ち上がってきた。
さぁ、いよいよスラ―ッシュ登場か?!
―― と、ここからが今回の投稿のメインイベント!!
前座が終わり、ピンク色に浮足立った観客の目がステージに注がれ続ける。今か今かと気持は逸る!ほどなく視界が白く開けると「SMKC」の面々がステージの袖から踊り出た!その瞬間だった…
ヘビー級の「圧」が後ろからのしかかってきて、アタシは5~6歩前へ押し出された!
4年前と同じだ!なんばハッチのときもこうして押し出され、気が付けばステージ前3mのところに立っていた。超ー至近距離で生スラッシュを見上げていた♪
だからこれは想定内のことではあったのだが…
今回のそれは―――――なんか違う
一曲目は「The Call Of The Wild」
演奏が始まった瞬間から身体の自由はなく、360度あらゆる水平方向から圧縮された。もしやこれが…「モッシュ」ってやつか?! 確かに「押し競饅頭」だったけど、ここまで激しいのは生まれて初めて…
だって、もみくちゃだよー!(あのーいちおうここに女子がいるんですけど…)心の中で叫ぶも声にならない。皆わかってやってるのか、たぶんそうだ、ここでは男も女も関係ない、でもちょっと気恥ずかしい💦(やっぱ、麦酒呑んどけばよかった…)
何がって周りは全員男性だよ、おっさんもおるけど若いもんもおる。流れとはいえ、こんなオバサンに「密着」してていいんかー?
何もできない、いや何もしてないつもりでも筋肉にはチカラが入る。寒いときの「押し競饅頭」最高――!じゃない…💦。身体がどんどん発熱してくるのがわかる。自分の熱か、他人の熱か、わからないまま時間が流れて、汗が滲んでくると「体臭」も気になりだしたりして…(苦笑)もー演奏を聴くどころじゃないわ。スラッシュはすぐ目の前に居るのに…
首を少し振ると、瞳をギラつかせたオッサン、ニーサンらの…超――ドアップ顔が迫る!…ち…違う…オッサンの後頭部なぞ見たいわけじゃない…スラッシュが…観たいんだ… オッサンのフワ髪が…頬に触れそーになる…のを避けながら、必死で舞台の上の彼らを追った!スラッシュ…マイルス…
腕が上がらないのでスマホもかざせない、すぐそこに居るのに――!
ようやく撮れた一枚
皆、ノッテル?!
そうモッシュは意図して作られてる。この連中は流されてるのではなく、自ら進んでこの修羅場を楽しんでる♪
それを知ってしまったら…
アタシのなかのスイッチが入った!
楽しも―――♪!!
悪夢だと思うか天国だと思うかは自分次第だ。
自分の心が決める。今この瞬間を楽しまなかったらきっと後悔するやろー!
負けてなるものか!
守り一辺倒だったアタシは、全身に力を込めた。防御から攻撃に…。服従ではなく抵抗を試みる。押されたままでいられるか! 理想のポジションをキープしろ!
今できることで愉しもう!
胸の辺りにあった手を解放した。
目一杯腕を伸ばし、指を突きたて、吠えた――!
スラ―――――ッシュ♪♪♪
楽しかった―――♪(*ノωノ)
こんな健気なアタシたちを見て同情してくれたのか、スラッシュは何度もステージぎりぎりまで歩み出て、これ以上ないってくらい素晴らしいプレイを見せつけてくれた♪
最接近距離は2mまでになったろうか、体力気力も尽き果てていたが倒れることは許されない(ってか倒れることもできない)まま、必死に応えた、聴き惚れた――♪
終わりのない始まりはない。永久に収拾がつかないかと思われた宴もそろそろ終盤、押し競饅頭もあと暫く…そして
ようやく撮れたまともな一枚
後方から観ていた友人の話だと、1Fホールに係員がメチャメチャ(人を)誘導してたと云う。2,000人を超す信者の妄想(暴走)?! これが好きだという輩もたくさんいるんだろーけど、正直そら恐ろしーと思ったね
いつの間にやら左腕にアザ。KISSマークなら色っぽいけど(んなわけないじゃん)単に圧迫されただけw。犯人は、左隣にいた背の高いニーチャンや、上背のあるのをいいことにかなりオーバーアクションでバンドを鼓舞しとった。エルボーもぐいぐい利かせとったし、だからこれは――「勲章」やなw
楽曲は、過去のも含めて、ほぼ彼らのオリジナルで占められていたのが嬉しかった♪
4年前のセトリを見ると、21曲中8曲もGunzの曲が入ってたのに今年は「ナイトトレイン」一曲のみ?! アタシたちは、むしろ前作「World on Fire」の曲で狂喜乱舞した!
もう「スラッシュに忠誠を誓うひとたち」ではない(もちろんリスペクトはアリで)自分たちの音楽で観客を魅了、育ててきた。その証明がこのツアーではなかったか、あのモッシュが、まさしく承認の証だったとはいえないか…。
ここでの スラッシュに「GUNSの」なんて形容詞はもはや不要。
マイルスの歌声が耳を離れない、トッドのベースも甲高い声も…皆、待っていた。
気の早い話だが、待たれるまでにBIGになった彼らが今度日本に来るときは…
会場は、大阪やな…💦
ホント、もちっとゆるりと観たいけど、無理やろな…w
今回「オシクラマンジュウ」という言葉を「押し競饅頭」と書くことを知った。不思議なのは…
なぜ「あの」状態を「押し競饅頭」というのか、何で「まんじゅう」ねん???
眠れない…zzz
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