石川県観光マイスター♪
辻貴弘さんと行く歴史探訪イベント第2弾!
歴史は浪漫♪
歴史好きも ニワカ歴女も…
辻さんプロデュース(兼ガイド)と聴いて
心躍らない訳がありません
昨年 大好評だった
に引き続き 今年は
「蓮如さんを巡る 吉崎御坊への旅ツアー!」
北陸を浄土真宗王国にした
蓮如上人(1415~1499)
にまつわる歴史の一端を巡りました
コース
山田光教寺
↓
吉崎御坊跡
↓
超勝寺
↓
本覚寺
さて 蓮如上人 とは
室町時代の方で 浄土真宗を日本中に広めたひと
浄土真宗を
「危機的状況から回復させた人」というわけで
「中興の祖」といわれる
教義を民衆にわかりやすく説いたり
「御文章(ごぶんしょう)」を用いたり
「南無阿弥陀仏」の六字名号を下付したため
全国から門徒が集まりました
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
【山田光教寺】
蓮如さんが吉崎御坊時代に築いた坊跡に建てられた寺
現在の浄土真宗光闡坊境内
(加賀市山田町)
四男 蓮誓さんが入寺
↓(蓮誓没後)
1521年:その三男 顕誓さんが相続
↓
1531年:粟津にいた超勝寺と争う
↓(顕誓敗北)
亡命 → 破門 → 光教寺「廃寺」となる
竹林と広葉樹が生い茂り
木漏れ日が差しこむ敷地内 心落ち着きます
蓮如上人像
お顔がちょっと可愛い♪
今は「光闡坊(コウセンボウ)」
というお寺になっています
光闡坊というのは
蓮誓さんの幼名だということです
浄土真宗の内乱で焼き討ちされ廃絶
全ては夢の跡
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
【吉崎御坊跡】
浄土真宗中興の祖・蓮如上人が
北陸での布教の中心拠点に選んだ場所
(福井県あわら市吉崎)
多くの門徒が集まったので
坊舎や宿坊などが立ち並び 寺内町を形成しました
「蓮如忌」
蓮如上人の御影像を京都から迎えて行われる
330年以上続く御忌法要
吉崎最大の伝統行事で
毎年4月末から5月にかけて盛大に開かれる
吉崎山(御山)からの眺め
北・西・南の三方を北潟湖に囲まれた天然の要害
海抜33m程の小高い丘にあって
寺社でありながら城郭?!
吉崎御坊は さしずめ要塞?!
往時をしのばせる庭園
葉を落とした桜がそここに植わる
吉崎御坊本堂跡
色付くモミジがきれい♪
の 隣に蓮如上人像(高村光雲作)
こちらのお顔は凛々しい♪
辻さんのお話を聴きながら散策
時々 紅葉狩り♪
あの有名な奇譚!
「嫁威(ヨメオドシ)肉附(ニクヅキ)の面」
「腹籠(ハラゴモリ)の聖教(ショウギョウ)」
本向坊さん 壮絶すぎる!
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
お昼を済ませてから向かった先が
【(西)超勝寺】
浄土真宗本願寺派 白藤山
(福井県福井市藤島町37-1)
蓮如さんお気に入りだったらしく
度々滞留して布教活動をしていた
蓮如さんの12女「蓮周」さんを
超勝寺4代「蓮超」さんに嫁がせている
本覚寺と共に 戦国時代の一向一揆の拠点
藤島城主の勧めにより開創されたお寺
新田義貞の敗死で有名
こちらでは 6歳の蓮如さんが描かれた
「鹿の子の御影」という掛け軸をみせてもらいました
超勝寺さんHPより引用
(撮影禁止ということだったので)
上品なお顔をされてますね♪
蓮如上人が蓮周尼さんに形見として
与えられたものだそうです
そしてこの絵には
幼い蓮如さん「布袋丸(ホテイマル)」と
お母さまとの悲しい逸話があるのです
超勝寺さんからいただきました
「愛別離苦」
まさにこの2人のためにあるような言葉です
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最後に向かったのが
【(和田)本覚寺】
浄土真宗本願寺派 和田山
(福井県吉田郡永平寺町東古市22-145)
蓮如さんが吉崎を去ったあと
吉崎御坊の留守職を預かり
超勝寺とともに享禄・天文の大一揆を起した
石川県(加賀国側)にある小松本覚寺は大谷派
堂々たる門構え
でもこの扉 滅多に開かないんじゃないかな
なんでって…
すぐ横(門の右側)から敷地内に入れる
本覚寺さんでは
沢山の宝物を見せていただきました
親鸞聖人坐像
鎌倉時代末期から南北朝時代初めに作られたようです
柔和なお顔が印象的♪
そのほかにも蓮如上人が書かれた
六字名号
「南無阿弥陀仏(ナムアミダブツ)」
九字名号
「南無不可思議光如来(ナムフカシギコウニョライ)」
十字名号
「帰命尽十方無礙光如来(キミョウジンジッポウムゲコウニョライ)」
の掛け軸など
宝物を集めた和室の天井にしばし見とれる
ということで 今回の見どころは終了
いつものことながら
こうして復習しているときが ホントの学びどき
予習していても ホンモノを見るまでは
その重みや迫力はわからない
浪漫♪という
おぼつか無げな事象の正体を
おぼつか無げな事象の正体を
リアルな知識に変えてくれるのが辻さんのツアー
今回も期待を裏切らない充実のプログラムでした
個人的には
真宗門徒でありながら
余りに無自覚な毎日を送っていた自分
誰に罰せられるわけではないけど
心のどこかに呵責があったのかもしれない
蓮如さんを巡る旅は
憂いを拭う機会になったように思います
とはいえ明日から毎朝
正信偈を
唱えるということではないけどね
(苦笑)
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おまけです♪
極楽うどん♪(月うさぎの里)
もふもふ♪(月うさぎの里)
工場見学(安田蒲鉾)
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