美少年のような表情で全国のファンを魅了した、
仏像界の“トップアイドル”国宝 阿修羅像など・・
国宝、重文級の仏像はほんとに素晴らしいのは確かです
でも、わが石川県、能登にも魅力的な仏像が数多くあるんです!
本谷文雄氏は、そんな神秘的な仏像に魅せられ、とりこになった1人
あなたは何を感じるでしょう?
仏像♡LOVE♡な氏が贈る癒しの1時間
内容もさることながら、本谷さんの語り口もユニーク!
多数のご参加をお待ちしております!
【セミナー概要】
平成15年、能登空港がオープンした年に、石川県立歴史博物館において「能登 仏像紀行」展を開催しました。
その折に、事前調査で能登の寺社をくまなく回り、仏像と風景を撮影。
旧鳳至郡と珠洲郡、いわゆる奥能登に伝わる仏像と風景を紹介します
【講師プロフィール】
本谷文雄さん
白山市在住。
昭和29年加賀市に生まれる
昭和48年に東北大学文学部史学科に入学し、東洋日本美術史を学ぶ。
現在は、学芸主幹として、石川県立歴史博物館に勤務する
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《 イベント後記 》
《 イベント後記 》
身近(奥能登)なところに「お宝」が眠っていた!
石川県立博物館の学芸主幹をされている「本谷文雄」さんが、今回の講師を引き受けて下さった。
能登空港開設のおり、2年余を費やして何度も奥能登に足を運び、
そこに眠る仏像をくまなく調査した成果を聴かせてもらった1時間
正面・側面・背面・時には底(下)面からの写真も映し出され、
個々の仏像の見方・鑑賞のツボを教えてくれた
「座像」「立像」「玉眼」「玉歯」「一木造り」「寄木造り」・・
紹介されたのは、ほとんどが平安から鎌倉時代にかけてのものばかり
京都や奈良で、仏師によりつくられたものが多いらしい
確かな腕で彫られた上品で、美しい顔立ちが多い♡
「この仏像を見てください! これは輪島の○○というお寺にあった△△という仏像で・・」
そう言って、年代、根拠、特徴、自身の想いをノンペーパーで語る本谷氏
流ちょうなのは当然だが、穏やかながら力のこもった解説が印象的
信仰心はあまりない自分だけれど、
形あるものが、いかに儚く、脆いものであるかは知っている・・
何百年もの時を経て存在していることの凄さ、スケール感に「合掌」
愛情のこもった映像はつづく・・
茅葺の屋根・田植えを終えたばかりの水田・・・
すばらしい風景とセットで、悠久の時を刻んできた奥能登の仏像たち
厳しい自然と隣り合わせ、明日をも知れぬ生活を送る人々が、
心のよりどころにしてきた証の仏様
最後に本谷氏、小松・加賀方面にも素晴らしい仏像があると教えてくれた。
例えば、小松の那谷寺に安置されている「十一面千手観音像」とか・・
絶版になったという「写真集」片手に地元の仏像巡りができたら最高(復刻を望む)
春になったら、うらうらとご尊顔を拝しにでも行ってみようかな♪
地元再発見!楽しいお話ありがとうございましたヽ(^o^)丿
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