天気も上々、軍手、長靴、帽子に身を包み、金沢市内某所の竹山に分け入る。
早速見つけた可愛らしいタケノコちゃん♪
所有者であるTさんの手ほどきを受けて、細長いナタを振りかざし、周囲の土を払いのけ、待望のビック筍をGET!やったぁ~い!♬
お喋りに花を咲かせながら楽しい時間を過ごしたのだけど…
ふと周囲を見渡せば、そこには青々とした竹ばかりじゃなく、茶色いのもいっぱい…
私らの作業を阻まんとばかりに縦横無尽に倒れているようすを見て…
「動かさなきゃと思っとるんやけど…」とTさん
「一人じゃ全然進まんし…」
「・・・・」
ご先祖様からこの竹山を受け継いだTさん、どうやら悩みを抱えているみたい
「荒れた竹山の加速化を防げて嬉しい…」と、FBのコメントがあったのを思い出した。
そうだ!「放置竹林問題」
竹は成長が早くて、1年で高さ15メートルになるものもある。
日光がほかの樹木に当たるのを妨げて、土に染み込む水分を先に奪ってしまう。
竹林を管理しないと、他の木が枯れてしまう。
なぁ~る…「筍掘り」は、食材を得ることのほかに、竹林が無秩序に育ってしまうのを管理する上で一役買っているわけだ。
掘らなければ文字通り「破竹の勢い」で伸びる。
竹は、地下茎でどんどん周囲を侵食していくから、自然環境にもよくないわけね
Tさんの竹山は傾斜がきつい斜面が多かった(今日私は尻滑りしちまった!)
上のほうと下のほうでタッグを組まないと作業にならんと思う。
でもその「人力」がいない、だから放置状態にならざるを得ない…
何かねぇ…楽しい思いした分だけ考えさせられます。
システムというか仕組みと云うか、作れんのかなぁ~って
たけのこを販売目的で「育てて」いるところは、お金も人も使って整備も行き届いてるんだろうけど…
個人で所有している人たちは皆、Tさんのように半ば諦め状態で過ごしてるんじゃないかと…
「こんな楽しい自然体験させてもらって、掘った筍はタダでもらって…」
何か申し訳ない…
「タダで掘らしてもらう代わりに、整備作業の手伝いできんかな…」
もちろん人が集まらんとダメやけど…今日みたいな天気のいい日に、知りあい連中でわいわい云いながらやったら楽しー気がする!
ほら、運動不足の解消にもなるし…なんて…
「筍掘りは荒れた竹山の加速化を防げる」
も少し詳しいことはウィキでみるとこんなんでてます。
↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%AE%B3
難しいことは置いといて、ただTさんの力になれないかなぁ~…とふと思っただけ
「朝掘り」の筍は手間いらず!
家に持ち帰ってすぐ、皮剥いで、水煮して、灰汁とって下処理完了!
どーやって食べようかは、これから考える
考える楽しみをくれた友人たちと、自然の恵みをくれた竹山に感謝!
そして「タケノコを美味しく食べる」こと
…の背景にちょっとしたダークサイドがあることを忘れないでいたいなと思ったのでありました。
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