「たま山歩/未踏の山道をもとめて~」
【称名滝】(標高 1,000m付近)
富山県立山町にある立山連峰を源流とする滝
弥陀ヶ原台地から流れ落ち
称名川となり 常願寺川へ注ぎ込む
なんてったって落差350mは日本一
名称は 法然さんが滝の轟音を
「南無阿弥陀仏」という
「称名念仏」の声と聞いたことに由来するらしい
国指定の名勝および天然記念物
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2020年 盆明けの月曜日
カイシャに縛られない女3人で
お隣 富山県にある「称名滝」に行ってきました♪
去年 立山山頂から帰ってからというもの
次来るときは 大日だ 劔だ と
自分に負荷をかける妄想にばかり浸ってたけど
フツーの観光もしてみたいのですよ
(黒部ダム見学したことないし…)
称名滝は
私が訪れてみたい立山黒部周辺観光地の
上位に入ってたので♪
お誘いがあったときは舞い上がりましたー♪
パワースポットを知り尽くした友人女史に全てを任せ
ついてくだけのプチ旅行って…幸せ過ぎる♪
そうして巡った8月の涼とパワーをいただく旅
最初はやはりここから
9:30 称名平駐車場
県道6号線をまっすぐひた走るとここへ到着
平日の割には 車は多いかな
振り返れば 露骨に岩肌をさらす急斜面!
よっぽど怖いことがあったんだろか
凄い名前がついてる…
「悪城の壁(アクシロノカベ)」
〈県史跡・名勝・天然記念物〉
高さは500m(日本一)長さは2km
一枚岩の崖で 溶結凝灰岩 でできている
立山火山の大噴火でできた 溶岩台地 が
称名滝(称名川)に削られてできたんですと…
でもってこの台地の上を
立山黒部アルペンロードが走ってると思うと
去年のバス移動が思い出されて気分が上がります♪
スタートしてすぐ 親切な案内板有り
称名滝のスケール感を
右脳(写真)と左脳(文字数字)に刻んでおこう
ここからは 歩行者専用
しっかし暑い💦 帽子必携
称名川を右に見ながら上流に向かって歩く
どれだけ歩くとは聞いてない
(聞くのが怖い💦)
ついてくだけ
それにしても景観がホント素晴らしい♪
これなんかもそう!
巨人が爪を立てて引っ掻いたような岸壁
一目で アバランチシュート
(雪崩地形)だとわかる♪
硬い岩盤は奇岩や滝になって
私たちの目を愉しませてくれる♪
途中 大日岳への登山口が出現!
足止まるよね そりゃ止まるよねw
そうか!そうだったのか!
称名滝見学用の駐車場は
大日岳 奥大日岳へ向かうひとたちの
始点でもあったのだ
当然 見入る♪
うわっ!大日岳までがきつそう💦
高低差 1500mだと
別当出会から白山山頂まで一気に行く感じ?
その先室堂ターミナルまで
トータル16km(11時間)かぁ~💦
Ⅴ字に切れ込んだ 称名渓谷 ♪
正面に見える岸壁が
ハート型のお尻に見えて愉しいw
そういえば 去年テン泊したのは
この川の源流のそばだった♪
☟
TAMA-SANPO㉔~天空の立山縦走♪ 北アルプス~紅葉!絶景!を満喫した一日~2019.9.25
(去年の写真)雷鳥沢キャンプ場にて
もとはこんなに小さい流れなのに
寄せ集まるとモノ凄い景観をつくりだすのね
ファンタスティック♪
淡い妄想に浸ってる間に 着いてしまいそう♪
称名廊下♪ 大瀑布♪
ジオを感じるキーワードに萌えまくる🎵
このあたりからミスト(霧)が降ってくる!
ハートがくっきり♪
9:50 橋のそばまで来た!
ここでしょ⁈ でもまだ見えない
橋の中ほどまで行くと
来たー!
これが…
「称名滝🎵」
滝つぼに落ちる水の迫力に圧倒される
落ちて舞い上がる天然ミストを浴びながら
ひんやり 夢心地で涼を感じました
橋からつづく階段を上ってみると
上段(1~3段)もハッキリ見えてきた!
ここで さっき見た案内板をよく見てみると
ちょっと不可思議なことに気づく
落差350mの謎
大きい 確かに大きいのだけど
これは 真正面から採った長さではないのか
でも各段のバランスがとれてない⁈
350mってもっと大きいはずじゃね⁈
と わたしの中の何かが囁いていた…
ま いいか
意外と水平距離があんのかもしれないしね
それよりどーよ これ
3段目から落ちるあたりをズームアップ
どれだけ長い時間 打たせてきたのか
この滝は…
すさまじい水の衝撃を受けてなお
持ちこたえる堅い岩盤
その表面に走る亀裂のひとつひとつが
実に美しいーのー(*ノωノ)♪
ハイ!記念写真♪
このほうがスケール感 伝わるかな
なにやら年代を感じさせる石碑
青雲…わく…霧ハ?…💦
意味深なんだけど解読不能
お友達ともひとしきりはしゃいで
次のスポットへ 移動です
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
来た道を戻り
立山ケーブルカーの発着で知られる
立山駅前を過ぎ
車を走らせること20分
やってきました「あわすのスキー場」
ゲレンデを利用したトレッキングコースを使い
2つの秘境を探訪する♪
車は正面の駐車場に…
スキー場ゲレンデ横の側道をよっちらよっちら歩く
と…
ここが入り口か~
むむむ…119番?
それより何より日影があることを願う💦
やった! 樹林帯? 日影!
お嬢はルンルン気分♪で先を行く
楽しそうだ♪
こんな歩きやすい木段が
スキー場トップあたりまでつづく
瀬戸蔵山という地元の山への
トレッキング周回コースになっている
丸裸の左側斜面
〈夏の夕立のあと 龍がこの急流で遊ぶ…〉んですって!
なんてロマンチック…🎵
右側には橋が…
どれどれ 龍が遊ぶ川ってどんなん?
おー!なるほど…
白い川筋が龍の胴体に見えなくもない♪
手前の茶色い部分が顔に見える⁈
ネバーエンディングストーリーのファルコン的な…w
ここの石は中生代のもの
おもに砂岩や礫(レキ)岩 だそうです
平たい石の上を滑るように水が流れていくから
そしてこの川の長さが百間あるから
百閒滑(ひゃっけんなめ)ユニーク♪
美しい日本の歩きたくなる道500選
ひとりだったら寝そべって空を見たいな~♪
お嬢たちも 水と戯れています♪
(ちゃんと川遊び用にビーサン持参)
気持ちよさげだ~♪
童心に返って遊びたくなる気持ち わかるわ♪
でもここが終点ではないので…
さきほどの案内板によると
次の目的地「龍神の滝」へは
まだ1kmばかし歩かねばなりません
ここからは もろ山道っぽくなる
不思議な色の石(岩)発見!
苔むしてるせいか 本来の色か
でも エメラルドグリーンがきれい♪
光の加減で見え方が変わる?
これも 砂岩かしら?
こんな小さな沢 好き♪
トレッキングポールを持ってる人もいたし
ファミリーやカップルもいましたね~
来る人を選ばないナイスなスポット♪
こんな岩にへばりつく巨木もあちこちに
湧き水 美味し♪
なんだか明るいな~って思ったら
いつのまにかブナやミズナラの森のなか
チブリを思い出した♪
そういえば今年は一ノ瀬にすら行ってない
白山が遠いなぁ~
わかってる 単なる意識の問題
その気になるときはきっとくる
そう思ってる
私にはお山が必要だ
それが 今回よーくわかった
そんなことを思ってると見えてきました
これ? ちっさ…
あれが落差40mもある 秘境の滝?
綿ヶ滝とはえらい違いだ
(因みに綿ヶ滝は32m)
周りに案内板もなかったので
も少し先に行ってみることにしました
人は 道があると前に進みたくなるものらしいw
案内板があるところにきましたが
こんな感じ
滝の方向は むしろさっきより
葉っぱが邪魔をして見えません
でもこれが
「龍神(タツガミ)の滝」です
富山(とやま)の滝37選
さっきの写真を大きくすると
一里野温泉スキー場を思わせる眺望…
何を見ても
おらが町の何かとダブって見える⁈(笑)
つまりそういうことか
ということで
私の中の何かがうごめき始めたようです
お腹空いたね~♪
終わりだよね~
まだ12時半だよ~
ごはん食べに行こ~♪
ということで ランチは富山市内へ
涼を追いかけた真夏の滝巡りは終了です🎵
今回の山歩ですが…
いつもと違ってたのは
自発的な山行為ではなかったこと
NO PLAN/NO THINK
でもそれがよかったみたい♪
他力も有難ーく受け取るもんやね
委ねることも大事やね
そんなことを気づかせてくれたように思います
そして何より言霊のチカラ
滝の霊力も手伝ったか
友人たちから何気にかけられた言葉は
優しさとパワーに満ちていて
とにかく元気をもらえました♪
〈つるむ〉って大事w
秋色に染まった山々へ
懐かしい景色に会いに行きたい🎵
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『おまけのスポット』
称名滝へ向かう道筋
県道6号線沿いに突如出現する
ユニークすぎるコンビニ
「力水」ばかりを詰め込んだ謎の自販機
中段右の黄色い「?」マークを
試しに押してみたところ
フツーのジュースが落ちてきたw
みやげ話には事欠かないことをお約束しよう!
立山観光に向かう折にはぜひお立ち寄りあれ♪
立山サンダーバード
〒930-1377 富山県中新川郡立山町横江6-1
☎076-483-3331
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