白山随一の花園
くろゆりの群生地として名高い「お花松原」
が メチャメチャ素晴らしいらしい!
と聞けば 行きたくなる!
残念ながら「花園」の旬は8月
既に機を逸したかと思ったらリーダーが
「紅葉も素敵ですよ」ときたもんで…
前週
雨で流れた「南流~別山~チブリ尾根」山行の
無念を挽回すべく
行ってきました
1泊2日で「白山お花松原」
今年の夏は長くてカラカラ天気
一転 9月は雨続き(特に週末)
アウトドア派には痛い連続だったと思う
今回も前日まで 9/24の
お天気指数はC判定(完璧雨)
またダメかーとうな垂れていたらば
直前になって神さま微笑んだ!
直前になって神さま微笑んだ!
7:40 一ノ瀬出発
晴女何人おるん?!(笑)
8:10 別当出会出発
信じられないほどの上天気♪
今日は砂防新道から行く
(今年初めて)
(今年初めて)
考えてみればこんなにお陽さんが
昇ってからスタートするのも珍しい
泊まりならではやな♪
泊まりならではやな♪
リーダーの自然解説付き♪
樹齢350年のブナの木の保水力の話
一同 感動
一同 感動
シラヤマギク(白山菊)
ひさびさに見る 不動滝
中飯場で休憩
甚之助谷
永遠に工事中?
ハクサンカメバヒキオコシ(白山亀葉引起)?
青空をバックに
ダケカンバ(岳樺)の白い樹皮がよく映える
倒木が目立つ
ミズキ(水木)
オオカメノキ(大亀の木)
葉が虫に食べられることが多いから
別名:ムシカリ(虫食われ)
登山にはヘルメットを携行しませう
別山?
景観が違う…と思ったら岩山が崩落していた?!
ハクサントリカブト(白山鳥兜)を
そこここで見る
吹き飛ばされた甚之助避難小屋の屋根材
よく見れば簡単な釘打ちのみだったようだ
11:45 甚之助小屋到着
別山の方向を見る
チブリ尾根避難小屋が見えた♪(中央からやや右寄り)
ひと月前あそこに行ったのだ
御舎利山までの距離約2km
感慨深い♪
12:35 甚之助出発
片屋根材が吹き飛ばされた甚之助避難小屋が見える
南竜分岐から南竜ヶ馬場へ
このトラバースやや崩壊気味・狭道
南流平を見下ろす
見えてきた! 紅い屋根 南竜だ
お友達とバッタリ遭遇!
お泊りじゃなかったら一緒に登ってた♪
泥炭層と火山灰が交互に積もり…解説中
休憩もそこそこに 南竜を発つ
南竜山荘 来年こそ泊まりたいなー
って何回言っとるやろ…
では 行きますか
初日のお楽しみの一つ♪
「トンビ岩コース」
「トンビ岩コース」
木道を歩き
ゴロゴロ石の転がる上り坂
イワイチョウ(岩銀杏)
ホント 黄色く色づいてイチョウみたい
南竜山荘が眼下に
かなり急坂かと思うが
足は思うように動いてくれている
いい感じ♪
この調子でいってくれー
この調子でいってくれー
周りの景色が時間を忘れさせてくれる♪
そこにザックのRED
そこにザックのRED
女子たちのアウターカラーが映えること!
元気貰いながら進む~♪
元気貰いながら進む~♪
オヤマリンドウ(御山竜胆)
葉も花も茶色くなってるけどこれもまた風情あり
イワカガミ(岩鏡)
ベニバナイチゴ(紅花苺)
酸っぱい系の味で苦味があり
あまり美味しくはないらしい
ミヤマセンキュウ(深山川弓)
トンビ岩はまだか?
この紅葉?の山吹色が遠目にも眩しかった
雲海の上に御岳山が見えた!
南竜・別山は遥か彼方
まばらだけど もぉ~彩り最高♪
大きな岩がゴロゴロ
でもこの道好きだ♪
チングルマ(稚児車)の実
おっ!
これはもしや「トンビ岩」か!(いや違う)
これはもしや「トンビ岩」か!(いや違う)
登り始めて1時間経過…
振り返れば絶景谷 かなり上って来た!
偽トンビ岩 (笑)
トンビ岩 到着
岩は黒ぼこの巨石と比べると
ゴツゴツザラザラしていて登りにくかった
が 衝動はやはり押さえがたく…
先陣を切って登った!
イェイ!
ヤー!
オラヨッ!
やはりハシャイデしまう^^;
ハイマツの向こうに広がるのは弥陀ヶ原
エコーラインが微かに見える
旗竿のような 独特のフォルム(風衝樹形)をした枯樹
強い冬の風のせいらしい
命の灯は消えているというのに
何だろう この存在感
オオシラビソ(大白檜曽)
別名:アオモリトドマツ 白山は日本の西限
高山で樹氷を作る樹として有名
でも寿命は数十年
ナナカマド(七竈)の群生がお出迎え
向こうに見えるのは 御前峰
Top of the HAKUSAN!
黄色く色づく葉もキレイ
小径を抜けるといきなり視界が広がった
何故かそこいらじゅうに石が積まれている
大きいのから小さいのまで
賽の河原か
と思う間に緩やかな丘を越えると
室堂が見えてきた
出迎えてくれたのは
赤い実をつけた ナナカマド と
黒い実と化した コバイケイソウ
16:00 室堂 到着
新しくなった 白山奥宮祈祷殿
8月でクローズ
8月でクローズ
表側(正面)では トイレ工事中
宿泊したのは「こざくら荘」
持ってきたワインで早々に宴会開始♪
しかしまぁ~なんで御山の上でのアルコールって美味いんでしょ
自分でもわかりすぎるほど饒舌になる
星空を見に来た
寒かった
でもそれはそれは神々しい月がでていた
明日は晴れる!
確信して寝たのは言うまでもない…
5:15 ヘッドライトに浮かび上がる道標
目的地は お花松原
右にチラチラ見える灯りは御前峰を目指す人たち
徐々に明るくなってくる
まずは千蛇ヶ池を目指す
空全体が ふんわりピンク色に染まってきた
向こうに見えるは 大汝峰(2,671m)
右に見える石の塊は「御宝庫(おたからぐら)」
千蛇ヶ池 美しすぎる♪
泰澄さんが悪行をしていた千匹の蛇を
万年雪の下に封じ込めたという伝説の御池
雪が解けて悪さを再開しそうなときは
御宝庫が落ちてきて蛇たちを封じるそうな
お池めぐり分岐
右に行けば 翠ヶ池が見れるけど…
大汝南・中宮道分岐
ああ 大汝峰山頂が目の前に…
でも今回は右(中宮道)を行く(6:00)
わかりやすい地べたの道標
いつか全制覇できるときが来るだろうか
凄いな~白山
まだまだこんなに楽しみが残ってる♪
神秘的な朝日
左の尖がってるのが「剣ヶ峰」
右の平べったいのが「御前峰」
行くべ 置いてかれる💦
この辺り とにかく風が強い
思わずダウンを着込む
ガレ地を降りる(滑りやすい)
絶景――!
差しこむ日の光が何とも言えん幻想的
風の谷のぉ~ナゥ~シカァ~♪
と思わず歌ってしまった!
剣ヶ峰を右に見て
降りるぞー いざ「お花松原」へ
急降下
行きはヨイヨイ下り坂(苦笑)
既に帰りの心配をする女子たち
既に帰りの心配をする女子たち
すり鉢の底に向かってひたすら降りていく
ここは夏でも雪渓が残るところ
噴火の時に噴出した岩石がゴロゴロ
そんな石の合間を縫うように可憐な花たちが咲く
ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
アオノツガザクラ(青の栂桜)
中宮温泉まで 17.4kmかぁ おとろし
来たー!(7:00)
白山随一の花園/お花松原
8月の前半から中旬 この辺りは
ハクサンコザクラやクロユリが咲き乱れる楽園
今は 秋化粧した
リンドウやチングルマが和ませてくれる
いいなぁ~ 和むな~♪
枯れ枯れになった オンタデの草むらに…
横たわる道標
わざとか…まさかね
わざとか…まさかね
ここでしばしの休憩
室堂で購入した「弁当」をいただく
夏の最盛期なら真っ白な姿で
咲き誇っていたのだろう オンタデ(御蓼)
私たちの目を楽しませる役目も終えて
今はこのとおり
咲き誇っていたのだろう オンタデ(御蓼)
私たちの目を楽しませる役目も終えて
今はこのとおり
来年は8月に来なきゃね
左が剣ヶ峰 右に大汝峰
この景色の向こうに室堂が…
帰ろ
高度を上げるにつれて見えてくるものがある♪
雲海のそのまた向こうにぼんやりと…
北アルプス 槍ヶ岳が見える?!
右へ目を移すと 乗鞍岳
そのまた右へ目を移すと 御嶽山
ここはやっぱり空が近い
艶っ艶の葉っぱが可愛い♪
何てことない草なんだけど…
シラタマノキ(白玉の木)?
ピストンなので 帰り路はこーなるよね
急登の連続
ネバリノギラン(粘芒蘭)
独特の質感を持つ 色も好き♪
一輪だけガンバッテた リンドウ?キキョウ?
室堂 見えてきた
やたらと草の表情が気になる 以下同じ
樹木よりも先に色付く「草紅葉」
室堂着(10:15)
バリアフリーと云っていいくらい歩きやすい石畳
バリアフリーと云っていいくらい歩きやすい石畳
すっかりきれいになっていた 白山奥宮祈祷殿
今この場所にいられることに感謝!
ありがとうございます<(_ _)>
今回は見上げるだけ さよなら御前峰
(振り返って)さよなら五葉坂
弥陀ヶ原
去年はここで転んで病院通いしたんだよなぁ
雨が降らなかった夏が恨めしい
と云ってる気がする…
と云ってる気がする…
色付く前に枯れていく葉っぱがたくさん
よほど乾いていたのだろうなぁ
ナナカマドも
ここまで色付くとホッとする
帰りは砂防新道を降りた
心配していた「下り」の膝痛
ないこともなかったけど心配するほどじゃなかった
むしろ 今までで一番快調に歩けていた?!
週4~5日のウォーキング&Run+下半身筋トレは
無駄じゃなかったと今は思える
足攣りまくってた去年の雪辱はこれで果たした!
と言ってしまおう
心配していた「下り」の膝痛
ないこともなかったけど心配するほどじゃなかった
むしろ 今までで一番快調に歩けていた?!
週4~5日のウォーキング&Run+下半身筋トレは
無駄じゃなかったと今は思える
足攣りまくってた去年の雪辱はこれで果たした!
と言ってしまおう
努力という言葉とはちょっと違う
けど 努めて自分に課してきた「成果」がこれなら
やっぱり
「努力は裏切らない」のだな と思う
白山が好きだ
未踏の地へもっともっと行ってみたくなる
車も人の手さえあてにできない自己責任の世界
だから 真剣にガンバレル
締めは前回のチブリと同じ
見たい景色を諦めたくないから
自分の足で取りに行くしかないから
また鍛錬しよ( `ー´)ノ
あー「なりたい自分」にまた近づいていく
どこまで自分が好きなんやろ アタシ( ̄▽ ̄)
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