「たま山歩/白山麓を駆け巡る日々」
2度目のオンソリ山
2度目だと思って侮ることなかれ
「瀬波川キャンプ場」にやってきました!
大人も子供も楽しめる キャンプフェス!
自然体験・料理体験・クラフト体験
そして アドベンチャー体験♪と…体験目白押し!
今回はその「体験」のお手伝い♪
暑い!💦
でも空は快晴―――!
瀬波川も水面がきらきら✨
心弾む 秋の日の一日は始まったばかり♪
これぞ アウトドア!!
絶対楽し――!🎵
でも 私は
ロープ遊びをするためにやってきたのではありません
(やってみたかったけど💦)
プログラムのひとつ
「オンソリ山登山にチャレンジ!」の「助っ人」に!
誘ってくださった地元出身のNさんがリーダー
この山のことは知り尽くしてます
そしてスタッフにSくんとMさん♪
(オンソリ山登山は初!)
一緒に山に上る ということで
バッチリ 登山装備できたのだけど
なんと!
「チャレンジ」を申し出る親も子もなく
愕然…
こ このままでは帰れない
と 思っていたら
「我々だけで行きますか!来年の下見も兼ねて…」
ということになり 🎵🎵🎵
4人で 山行決行!( `ー´)ノ
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今年の5月2日
できたばかり真新しい登山道を歩いたっけ
☟
あの時は白山里側からの縦走
【鉢伏山】→【笈山】→【オンソリ山】→【馬屋の壺】→下山
スタート時の急登と根っこだらけの尾根伝い
かなりハードなコースだった
でも抜群に見晴らしがよくて白山まで拝めた♪
そんな記憶が蘇ってくる
今回は 前回下った「オンソリ山」エイ谷登山口から上る
山頂に行きつくまでに白山が展望できたはず♪
心は弾んだ🎵
10:30 スタート!
一度経験済みだから 今回は楽勝♪
…どこかそんな気持ちがあったのは否めない
その甘い見立てはカタクリ遊歩道を抜けた直後に覆った
息が上がる!!
何なんだ――この急登ったら
丁寧に整備されてる…木段
一段一段が 微妙に高め⁈
心臓をバクバクさせたい(鍛えたい)人には嬉しい山だろう
(トレランするひととか…)
でもアタシはフツーに歩きたい人
ゆっくり行こう と列の最後尾についた
熊がつけた爪痕が生々しい
この上を歩くのか⁈ と思ったら
(振り返り)
右側に見える巻き道を歩く
狭いけど大丈夫 ロープ付き
と
Nさんが声をあげた
「あれ見えんか?猿や」
「えっ!えっ!どこ?どこ?どこ?」
林の中に目を凝らす
かがみこむと枝葉の隙間にチラリと「赤」色が見えた
お猿の顔だった! 真っ赤!
距離は10mほどあるか…
こちらを伺いながら何やら食べている
「栗や」とNさん
見れば 私たちの足元にはこんな…
栗のイガイガが沢山転がっていた
上手いコト割るもんだなと思った
お猿を見て(フッと)身体が軽くなった気がした
のは 錯覚だった!💦
急坂は容赦なくつづく
そうここは ひたすら上りの辛抱坂
でも
時おりこんな 猪が泥遊びをした跡があったり
(自分の身体に付いた虫などを落とすため)
白山絶景ポイントでは
残念ながら雲に邪魔されっぱなしでしたが
里山の秋の風情を感じられる山道です♪
12:00 オンソリ山山頂に到着
先客のグループがランチの真っ最中でした
ここでNさんからの提案!
「オイヅル山まで行ってくるか?ここから15分や」
さらりという…
MくんとSさんはこのルートを知らない
私も記憶はあるが距離感が曖昧になっていた
「折角ここまできたんやし」
と云われると人間は弱いものだ
「やらなかった後悔」
に付きまとわれそうで 自然と足が向いていた
で 歩き始めたはいいけど…
目的地までは小山を2つほど越える
下りてまた上がって下りる…また上る💦
「ここはまだあんまり整備しとらんのや」
Nさんが云うのが骨身に沁みてわかる
太いの細いの入り乱れた根っこが露わになった尾根道
ストックはむしろ邪魔
両手をフルに使い
ロープも遠慮なく使わせてもらいながら進む
足元に気をとられっぱなしだったけど
時おり顔を上げれば視界は広がり癒しの風景が広がる
ガンバッテ!もう少し!
で
着いた――!
360度のパノラマ展望!!
が
残念ながら春には観ることのできた白山は雲の中
それでも皆 達成感に包まれました♪
頂きでランチを頂きますw
オイヅル山のトップは稜線上(ピンクリボン表示あり)
標柱か標識の設置は無理なのかな
さぁ 戻ります!
尾根道は 雪のせいで
まっすぐに伸びることが叶わなかった草木が広がる
滑りやすそうな岩の露出部分 注意深く通ります
季節外れの ハクサンシャクナゲの花もあり
戻ってきました(汗)あとは下りるだけ
数少ないお花でした アキノキリンソウ
馬の背も踏み越えて黙々と歩いていました
件が起こったのは 確かこの辺り
Mさんの足が 攣って しまった⁈
オンソリ初挑戦であのアップダウン
こまめに OS-1(経口補水液)を摂ってはいたけど
身体は追いついていなかったらしく…
その場にうずくまり 曲げたり摩ったり
苦悶の表情に人ごとではなくなっていました
なぜって私も
その痛み 心の内 何度も経験してきたから
あれから登山のたびに試行錯誤を繰り返し
どーして攣ってしまうのか
攣らない足(脚)をどーしたら作れるか
それでも攣ってしまったらどー対処すればいいか
何度も実験を繰り返してきました
今 その経験が役立つとき⁈
と ばかりにすぐさまザックを降ろすと
先ず取り出したのは「芍薬甘草湯」
スティックを手渡すとMさん水と一緒に流し込む
直ぐに「効く」わけじゃないけど「気は心」
ほどなく 歩き出すMさん
ところが 暫くして また足が止まった
「すいません…」とMさん
困り顔をした貴方を責める人なんて誰もいないよ
またまた私はザックを降ろし
持っていたゼリー状のドリンクを差し出した
「クエン酸入り!これ飲んでみて!」
Mさんは ぐびぐびと一気に飲み込んだ
このあとは 漢方薬も効いてきたか
Mさんは 最悪の危機を脱したみたい
My「常備薬」といっていいかな
芍薬甘草湯とクエン酸ゼリーは必ず持っていく
あと必要に応じてコンビニの「干梅」
(これ速攻効く!)
すべて「保険」
そして私は今更だけど
思い立って最後尾のポジションを譲った
Mさん じつは気ぃ使いーな人なのではなかったか
いい人ほど 自分のペースを犠牲にする
前の人と後ろの人との間で
バランスをとってたんじゃないか
それがMさんのペースを乱してたんじゃないかと…
私は山を歩き通すのに一番大事なのは
「マイペースを維持すること」だと思ってる
だから
余裕がなくなるような無理な計画は立てない
明らかにスピード重視の方との同行はしない
自分のハードルを上げすぎない
ことを心がけている
とはいっても この世界には
魅力的な「未知」の「道」が「満ち」あふれているしね🎵
(ミチ3連発w)
少しくらい無理してでも観たい景色が存在するし
無理するから得られるモノもある
難しいとこですわ(苦笑)
高倉山 が見える♪
色付く前のヤマモミジがこんなにも清々しいなんて
葉づれの音が心地いい♪
葉づれの音が心地いい♪
春になればカタクリが咲き誇る傾斜地も今はひっそり
もう秋なんだなぁ~と感じる
おっ 堰堤 だ 💖
15:25 帰ってきました
フェスは終わっていて 撤収の真っ最中
随分長いコト 御山にいたもんです
一般参加者はありませんでしたが
オンソリ山登山チーム頑張りました!
きっと来年は今日の経験が活きることでしょう
私も 帰宅してから久々に筋肉痛になりました💦
おっとろしー!
だから「恐山」って書くのかな?
なかなかにしたたかですが
晴れた日には白山の美麗も望めます♪
コンディションを整えてまた行きたい御山です
Nさん お誘いありがとうございました!
Sくん Mさん また会えるといいね~♪
おつかれさま~🎵
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