(石川県白山市三坂町)
鳥越山は大日川と手取川の合流点に位置する
その山頂に築かれた中世の山城が鳥越城
丘陵の先端部にあって(東西約400m 南北約1200m)
現在は復元された石垣と門が残る
大日川を挟んだ対岸に位置する
二曲城(フトゲジョウ)とともに国の指定史跡
2017年「続日本100名城(136番)」に選定された
今回は 地元の歴史好きが集まるグループの
史跡巡りに混ぜてもらった
車でも行けるのだけど舗装道ではなく
旧来 使われていた山道ルートがあるという
歴史解説を聞きながらのゆるゆる山歩♬愉しみ!
スタート!(10:30)
鳥越山は大日川と手取川の合流点に位置する
その山頂に築かれた中世の山城が鳥越城
丘陵の先端部にあって(東西約400m 南北約1200m)
現在は復元された石垣と門が残る
大日川を挟んだ対岸に位置する
二曲城(フトゲジョウ)とともに国の指定史跡
2017年「続日本100名城(136番)」に選定された
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今回は 地元の歴史好きが集まるグループの
史跡巡りに混ぜてもらった
車でも行けるのだけど舗装道ではなく
旧来 使われていた山道ルートがあるという
歴史解説を聞きながらのゆるゆる山歩♬愉しみ!
スタート!(10:30)
鳥越と云えば「白山別宮神社」
白山7社のひとつ ここからスタート!
すぐ傍には大日川の流れ
引率は地元の歴史に詳しいオジサマたち
並行する国道360号線をトンネル方向へ
鳥越市民サービスセンター前を過ぎ東へ進みます
杉木立の林道に入ります
暫く行くと
どうやら ここが登山口?!
お隣にお地蔵さん
標識の指すままに樹林帯に分け入ります
よくある杉の人工林
昔はもっとスッキリしてたかな
殿さまはともかく
この坂を上り下りするご家来衆は大変だなと思った
緩いけど地味に長い山道
ドクダミの白い花がやたらと目立つ
途中に 空堀のあと
30分ほど歩いたら視界が開けた
おーナイスビュー♬
「二の丸跡」
印の木杭だけが跡を留める
城郭の角に設けた櫓「隅櫓」
「中の丸門」
門の外には何やら下りていけそうな道が…
その横に お休み処?
の向かいに
「桝形門」
そのさきに
「本丸門」
中から見る 門の左側に高台がある
ステップがあるので上ってみた
「本丸望楼台跡」
から観る眺め
本丸跡が一望できる
◆ウィキ丸写しの要点解説を上げておこう( ̄▽ ̄)
白山麓山内惣庄の旗本 鈴木出羽守 を城主とし、天正初年(1573年)頃、織田信長による加賀一向一揆討滅の経路がはかられる中で、門徒集団である山内衆の抵抗の拠点として築城されたもの。
天正8年(1580年)、織田方の柴田勝家軍によって落城し、山内衆の主領 鈴木一族は滅ぼされる。その後この城は織田方の吉原次郎兵衛の管理下に置かれたが、白山麓門徒の抵抗は続き、攻防戦が展開された。
しかし天正10年(1582年)3月1日、織田方の佐久間盛政によって鎮圧され、三百余人が磔に処せられた。
この城は、加賀一向一揆の栄光と挫折を最後まで担い続けた、白山麓門徒たちの記録として歴史上の意義をもつ。
凄いねー!
あの織田軍相手に互角以上に戦えたのは
この城がロケーションに恵まれていたことにあります
東に手取川 西に大日川
この川に削られてできた高台の場所が鳥越山
とっても見晴らしがいいから戦いには絶対有利!
実際 柴田軍はこの城を戦闘では落とせなかったらしい
難攻不落を可能にした地の利
それを活かしきった出羽守さん アッパレ!
最後は一族郎党・門徒たちも皆殺し
という結末で終わったところが歴史の悲劇
複雑な想いに心がざわつきました
解説を聴きながら移動
悲しい歴史「一揆敗れて山河あり」
世界に類を見ない「百姓の持ちたる国」
「加賀一向一揆最後の砦」
案内板は広い駐車場にあった
トイレもアリ
ふつうはここから入るようです
味気ないアスファルトの道路を下ります
途中から林の中に入るはずだったらしい
けど 道がわからず断念
ひたすら歩いていたら
祠 発見!
20~30分後
反対側の というか
Google 検索ででてくる登山口に到着(12:50)
道路反対側に広がる小高い山並み
農道と一面に広がる田んぼ
のどか~な鳥越を実感♪
アマガエルの大量発生を見つつ
別ルートらしい城への入り口を発見したり
(草が鬱蒼としてて入山は躊躇う)
「締め付ける樹」を目の当たりにしたり
まぁこんなかんじで山歩は終了しました
午後からは「二曲城」まで歩く計画がありましたが
わたしはここで ジ・エンド
「道の駅 一向一揆の里」でメンバーを見送り別れました
短い時間でしたが
歴史探訪がメインだったので満足です
歴史を研究されてる人や愛好家の皆さんの
想いのこもった解説を聴きながらの山歩
楽しかったー!また誘ってもらおう♪
ありがとうございましたー!
『〆の温泉』☟
鳥越で遊んで汗をかいたらここ!
バーハミから帰路につくとき必ず通る橋がある
ここから観る手取川の景色が好きで
よく車を停めて眺めている
「ゆく川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず…」
方丈記の一節
なんで無常? ああそうか
数えきれない人の生き死にを見てきたはず
なのにこの川はこんなに清々しい
人の世は 無念・無常…
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